透明アンサー☆ ページ9
それから約1ヶ月後。皆は旅行に行っているらしく、2週間は帰ってこないらしい。つまり、アジトにいるのは俺とカノだけだ。
「――つぼみ起きてる〜? 元気〜?」
「あぁ、起きてるし元気だ……って、何だその荷物は!!」
俺の部屋に入って俺が座っているソファーに腰かけたカノの隣には、旅行でよく使うトランクがある。
「あ、これ? つぼみの部屋で生活するのに必要な物♪ 服とか本とか」
「ふぅん……どんな?」
「えっ!? ど、どんな下着かって? え、えぇっと――」
「そっちじゃない、本の方だこのアホが!!」
「あ、そっちね!! 大体は推理系で、たまーに恋愛系かな♪ あと、最近日記書書き始めたんだ!」
カノはトランクの中を整理しながらそう言い、ノートを出す。
「でね、つぼみの事沢山書いてたら2日で埋まっちゃった☆」
「そ、そんなに書いたのかよ!? てか、眠い……」
そう言ってソファーからベッドに向かうとカノが後ろから来て俺の腕を引っ張り、そのままカノはベッドにダイブした。そして俺は今、カノの上に乗っかっている状態になっている。
「つぼみ、……ぎゅってして?」
「いいぞ。修哉は抱き心地が良いからな」
「!? なっ、何でそんな事ッ……」
「ん? 11月の温泉旅行で修哉と一緒に寝たからな。毎日こうやって寝てやってもいいぞ?」
「まっ、毎日!? ホントに!? いいの!?」
カノは俺の腕の中で、顔を赤く染めながらそう言う。
「あぁ。早く寝るぞ、明日はデートするからな」
「? どこに??」
「それは秘密だ。……おやすみ」
「うん。おやすみ、つぼみ♪」
俺はカノと軽くキスをし、俺はカノを抱いて寝た。
翌朝、目を覚ますとカノは俺の胸に顔を埋めて「んへへっ……つぼみぃ〜……♪」と寝言を言っている。
コイツっ……。
「このアホが!! 調子乗るな――ひゃっ」
「つぼみおはよ♪ いや〜、起きてすぐにつぼみのかわいーい顔を見る事ができるなんて、僕は幸せ者だねぇ〜♪」
カノを引き離して起き上がろうとすると腕を掴まれて抱きしめられ、耳をペロリと舐められる。
「んゃッ……!! やめ、ろ……しゅうやっ、朝食ッ……」
「えー、いいじゃん皆出かけてるし後でも」
「そ、そうだが今日は……デッ、デートだろ!? だから早く――」
「あ、そうだったね! よしっ、じゃあ着替えよっか♪」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名:天ノ川夜月 x他1人 | 作成日時:2016年5月28日 13時