マリーの架空世界2☆ ページ2
「えーっと、後はちゃんと結んで……完成♪ どう?」
「どうじゃない、早く外せ!! どうしちゃったんだよ、修哉……!!」
カノは俺の手首を縄で縛り、椅子に立たせて上からぶら下がっているような体勢にさせてくる。
「修哉ッ……、何するつもりだ……!?」
「言ったでしょ? オシオキなんだよ、これは。今日はここで僕の『オモチャ』になってもらうから♪」
「ふ、ざけるなッ……!! オモチャになんて俺はならな――」
「へぇー、僕に向かってそんな口聞いちゃうんだ? 言っとくけど僕、ふざけてないから。……本気だからね?」
カノはそう言って、俺の首元に刃を向ける。そのカノの顔は、黒い笑顔で満ちていて不気味だった。
……頭のネジ外れてるぞコイツ。あ、もとからか。
「さーてと、ちょっと待っててね。朝食持ってくるから♪」
……それから数分後。朝食をお盆に乗せたカノが戻ってくる。
「はいっ、口開けて〜♪」
「あ、あぁ……――んぅッ」
「……どう? 美味しい?」
箸でご飯を掴んで俺の口に近づけてきたと思うとカノは自分の口に入れてキスをし、俺の口内に入れてきた。
「口渡し、嬉しいよね? 嬉しくないなら……」
「ひっ!? そ、それだけはやめてくれッ……!!」
カノはテーブルに置かれていた包丁を、再び俺に向ける。そして俺がそう言うとニコリと笑い、包丁をテーブルに置いた。
「じゃあ言ってよ、『もっとして』って。そしたらもう包丁を向けないよ?」
「う、……修哉……もっと口渡し、してほしい……っ」
「わぁー、よくできました☆ んじゃ、もっとしてあげるね♪」
そう言うとカノは味噌汁を口に含み、再びキスをする。それを俺が飲み込んだ後、今度は舌を絡ませてきた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名:天ノ川夜月 x他1人 | 作成日時:2016年5月28日 13時