虎になっちゃった女の子２（繰繰れ!コックリさん×黒子のバスケ）

第33話 ページ7

子供になった時に(子)と表示をつけます。

子A「」
↑的な感じで



夜、仕事を終えたAは廊下を歩いていると、台所が騒がしかった。


貴「(またケンカかな？)ちょっとー近所迷わ……く」


台所のドアを開けると、黒い髪の女の子な赤ん坊がいた。それを見たAは素早く移動し、抱き上げた。


抱き上げるまで0.2秒だったという。


貴「天使ィィィ！！天使が君臨したァァァ！やべーよ可愛い可愛い可愛い可愛い！！なんというプニホッペ！ハァハァハァハァ」


Aは赤ん坊に、たま並みの発狂をしながら頬擦りをした。
初めてAのキャラが壊れた瞬間である。


コックリ(Aが壊れた！?)


こ「Aさん、その赤子は狗神さんなのです」


棚の上に避難していたこひなが説明し、それを聞いたAはピタっと止まり、赤子狗神をそっと降ろした。


貴「ちっ…狗神かよ」


子狗「ばぶ！(じゃあ抱き上げるなでございます！)」


残念そうな顔をしたAに狗神は怒った。
Aは可愛いのに会うと180度、態度が変わる。


信楽「自業自得だぜ狗神。狐のモン勝手に飲んだ罰だ。悔い改めな」


コックリ「信楽いいぞ！もっと言ってやれ！」


と、コックリさんは嬉しそうに言ったが、


子信楽「全く自業自得だぜ」


信楽も9〜10歳くらいの子供になっていた。


コックリ「Σお前もか！」


子信楽「こんなんじゃ、大人の店で遊べねぇ！」


コックリ「テメーこそ悔い改めろーい！」


子信楽「くそぅ、成年まで戻ったところで飲むのを止めてればギャルをナンパしに行けたのに！ああああ！」


コックリ「飲んだこと自体を悔いてくれよ！」


子信楽「あ、ところでこのタバコ。駄菓子屋のガチャガチャで出した吹くと煙がでるオモチャだから」


コックリ「Σお子様喫煙してんじゃねーよ！」


貴「棒付き飴やるからそれ舐めといて」


その後、何とか落ち着きコックリさんは変若ち水(おちみず)の説明をした。


こ「月読の変若ち水なのです？」


コックリ「そう、これは月神ブランド。高天原セレブに大人気、超超アンチエイジング美容液だ」


貴「美容液というより、美容水じゃね？」


こ「それを飲んで二人ともお子様になっているのですか」


子信楽「おう」


子狗「あぶ」


こ「コックリさんは使っても効果が無い程アダルトだったのです？」


貴「え、マジで？うわァ……」

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