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第37話 ページ11

こ「そういえばAさんは子供のお世話ってやったことあるのですか?」


貴「子供というか…子供っぽいのがいたね……」


ー二年前ー


紫「Aちーん、お腹空いたー」


貴「紫原君重い!赤司君ヘルプミー!!」


赤「自分でなんとかしろ」


紫「ねーお菓子〜Aちんのお菓子〜」


貴「分かった!分かったから離れろーー!」


ーーーー


貴「…って事があったよ。2mの子供が後ろから乗ってきたらどう思う?」


こ「そんな体験、無いと思うのです」


2mの子供の世話やっていた人の体験談でした。


たま「そーれ!たかいたかいだにゃー!」


たまは信楽にたかいたかいをした。
しかし、思いっきり天井に当たった。


貴(始まってすぐに事故がおきた!?)


落ちた信楽は、動かなくなり魂が抜けていた。


たま「たかいたかいしたら動かなくなったにゃ」


こ(他界他界なのです)


子狐「何か抜けちゃったよ!?」


怯えたコックリさんはAにしがみついていた。


たま「動かなくてお人形さんみたいだから私に下さいにゃ」


貴「発想が猟奇的なんだけど」


このままで良いのかと思ったAとこひななのだった。



ー数十分後


たまが鍋と哺乳瓶二本を持ってきた。


たま「皆さーん、ご飯だにゃ〜」


子供三人「「「わーい」」」


たま「普段甘い物しか作らないから無難にカレーにしたにゃ。見た目はちょっと悪いけど味は保障するにゃ」


ーガタガタ


ー熱いよぉ熱いよぉ…


ー暗いよぉ怖いよぉ…


しかし、鍋はガタガタと動いていた。


貴「いや、ちょっとどころじゃないでしょコレ」


子狐「お姉ちゃん、これ材料は…?」


たま「ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ルーと肉だにゃ」


子狐「肉って何の肉だ?」


コックリさんは恐る恐る聞いてみると


たま「肉は肉だにゃ」


血走った目で言った。


子狐「だから何肉なんだよ!?」


たま「あら、子供のくせに産地が気になるのにゃ?」


子狐「産地はともかく何の肉だよ!?」


不安しか感じませんでした。(2回目)


こ「人形は不審な肉に動じないのです」


子狐「勇者か」


こひなが鍋の蓋をカパッと開けた。


すると、鍋から赤い紐のような物がシュルシュルとこひなの体に絡み、そのまま鍋に喰われた。


三人「「「捕食されたァァァ!?」」」


捕食されました。

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猫苺(プロフ) - コメありがとです! (2015年1月17日 18時) (レス) id: c342f71c4d (このIDを非表示/違反報告)
カドレア - 良かったです!頑張って下さい! (2015年1月17日 17時) (レス) id: 4e6a9a3a35 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺(プロフ) - 本当ですか!?こっちも嬉しいです(^∇^) (2015年1月8日 7時) (レス) id: c342f71c4d (このIDを非表示/違反報告)
黒銀竜(プロフ) - とても良かったです (2015年1月7日 22時) (レス) id: 5818bc9f50 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛(プロフ) - 了解しました!よかったです!黒子だけだとなんか可哀想な気がしてたので← キセキ全員と再開出来るといいですね! (2015年1月6日 12時) (レス) id: f132fb44ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫苺 | 作成日時:2014年12月14日 19時

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