白い物体とメカクシ団と彼女の命。 ページ39
*
…暑い日差しの中、私はコノハと二人で歩いていた。
『…暑いね』
「…」
『コノハ？』
「＿＿＿＿＿えっ…、なに？」
『大丈夫？』
「うん、大丈夫だよ。」
＿＿＿…わかってるよ、嘘でしょ…。
…きっとアジトにつくと、何かが起きる。
…覚えてないけど、きっと体の何処かには覚えているはず。
＿＿＿…私達は、無言のままアジトへ足を運んでいった。
「コノハ、A姉ちゃん。」
「おはよう、キド…」
『…おはよう、つぼみ』
「二人共元気無いけど…どうした？」
『……なんでもないよ』
*
＿＿＿＿＿…辛かった。
『……なんでもないよ』
…まるで俺がわかってないみたいに。
＿＿もう、なくしたくないんだよ…。
アヤノお姉ちゃんも、Aお姉ちゃんも。
悲しく笑うお姉ちゃんの姿は、まるで…
(アヤノお姉ちゃんに、そっくりだ…)
『……キド？』
「……へっ！？」
『ぼーっとしてたけど…。』
「あっ、ああ…大丈夫」
＿＿＿＿…どうか、彼女だけは。
＿＿＿＿＿…生きていてほしい。
＿＿＿＿＿＿たとえ自分の命にかえても…
.
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saiga - 悶え死にそうになった……頑張って下さい!!応援してます!! (2016年10月2日 20時) (
レス) id: 9ba3045168 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ？ (2015年11月8日 17時) (レス) id: 333a4368ba (このIDを非表示/違反報告)
桜猫 - kurehaさん» ありがとうございます！！続編出したのでよろしくです！！ (2015年10月26日 12時) (レス) id: 48ee1c70db (このIDを非表示/違反報告)
桜猫 - カヲルコロンさん» ありがとうございますー！！続編見てくださいね＾＾ (2015年10月26日 12時) (レス) id: 48ee1c70db (このIDを非表示/違反報告)
桜猫 - 藍利さん» ありがとうございます！！続編も見続けてもらえると嬉しいです！！ (2015年10月26日 12時) (レス) id: 48ee1c70db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*桜猫色* | 作成日時：2014年2月5日 22時
