尖らせ１６３ ページ13
青峰side
・
「…んだよこれ。」
「えー？だって峰ちんがこうしたいって言うから…」
「いやいや。オレホールやるなんて言ったっけ。」
「だって調理場は俺やるもーん。」
紫原の喫茶店内。
夜だからなのかいつも見る雰囲気とはまた違う…独特な感じが辺りを包む中、俺は黒いワイシャツに赤いエプロン姿で立ち尽くしていた。
そして目の前に立つコック服を身にまとった紫原を見上げる。
まぁ確かに。ああ言ったのは俺だけどよ…。
・
”なぁ、紫原…俺も行っていいか？”
・
「これじゃあ俺がいるってバレバレじゃねぇか！」
「えー？もう、わがままだし。」
「わがままとかそういう問題じゃねんだよ…」
のんびりとなんの焦りもなく淡々と言う紫原にイライラとしながら、
近くのテーブルに置かれたトレーを手にため息をついた。
まぁ。万が一沢渡本人だったとしてなんて言い訳をするか。
「…はぁ。」
「そんなに大変な仕事じゃないけど。ホールなんてパッと注文受けてパッと料理運べばいいだけだしー」
「んだよそれ…」
…。
ま。どうでもいいか。
と、ドアの開く音がしたのはその時だった。
一気に切り替えた紫原と一緒に一応いらっしゃいませ。の一言。
同時にチラリと視線をあげると…
「…あ。予約してた沢渡です。」
「…。」
見覚えのある群青色の髪に見覚えのある顔付き。
いつかの沢渡の兄貴、とやらがそこにいた。
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猫男爵(プロフ) - 鳴海さん» ワクワクして下さっている様子で、黒子君もカッコいいと感じて下さって嬉しいです＾＾というよりも、安堵です汗 さ、最高だなんて…例えお世辞だとしても照れます笑えぇ！今までですか！それは…とても恐縮です。ありがとうございます！！ (2014年10月20日 22時) (
レス) id: f2f98d59fe (このIDを非表示/違反報告)
鳴海 - 展開が予想できず毎回ワクワクしちゃうし、黒子くんがとてもかっこいいし、最高な小説です!!!今までで一番好きな作品かもしれません!!! (2014年10月20日 18時) (レス) id: ac433a6626 (このIDを非表示/違反報告)
猫男爵(プロフ) - みやさん» ドキドキハラハラですか！そう感じていただけて光栄です＾＾ ありがとうございます。待ってくださるなんて…なんとお優しい。なるべく早く作成するよう努力します！笑 (2014年10月19日 20時) (レス) id: f2f98d59fe (このIDを非表示/違反報告)
みや - はぁぁぁぁぁぁぁ//スッゴいドキドキするしﾊﾗﾊﾗしますw← 続編お待ちしております＼(^o^)／ (2014年10月19日 18時) (レス) id: 971c703699 (このIDを非表示/違反報告)
猫男爵(プロフ) - 篠宮梨乃【ミヤ】さん» なるほど笑.ひと味…そう言われたのは初ですｗちょっと照れますね。か、紙…そうですね。自分は紙です（（いえいえ！毎回読んで頂いてとても嬉しいです＾＾ありがとうございます！ (2014年10月19日 11時) (レス) id: f2f98d59fe (このIDを非表示/違反報告)
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