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離婚の準備として…、


まずは住むところを探さなきゃ、、






そして大事なものは少しずつ、

新居に運んでおいた方がいいと思う…。






そうすれば、離婚したらすぐに引っ越せるし

何かあったときにすぐに家を出られる…、、








部屋…、宏光の部屋の近くがいいな…、、









義両親に頭を下げれば、

きっと…離婚を認めてくれる。




でもそのときは、

両親の会社のこともお願いしなきゃいけない…








今まで自由になっていた時間で、

部屋探ししなきゃ…、、









.




『しばらく…、
会える日が少なくなっちゃうと思う…、、』



宏「えっ…なんで?」



『部屋を探そうと思って…』



宏「部屋って…?えっ!離婚できんの!?」



『まだ分からないけど、
義両親に頭を下げに行こうと思ってるの』



宏「最終手段ってやつ?」



『そう…、使おうかなって思って…、、

でも許可を貰えても貰えなくても、
話があったことは必ず夫に伝わるだろうから…、
いつでも家を出られるようにしたくて、、』





宏「…そうだね、」





『義両親からの許可が降りても、
夫も納得した上での円満離婚が出来なければいろいろと怖いから…、、
離婚の準備は絶対にバレちゃいけないの』





隠れて準備進めてました、なんて知られたら…、、






普段の夫なら絶対にあり得ないんだけど…、


人間って、逆上したときは怖いから…、、







だから…



いざとなったら身1つで出てこれるように、


準備は大事。






宏「確かに…キレられたら危ねぇもんな、、
なぁ、部屋ここじゃダメなの?」



『それはダメだよ…、、
何かあったときに宏光を巻き込みたくない…』



宏「何があったって俺は大丈夫だよ?
それに、何かあるかもしんねぇなら尚更一緒にいたい。
Aの事は俺が絶対に守るから」





っ!




『でもっ…、、』



宏「でもじゃねぇの、絶対大丈夫だから。
だから…な?ここにしなよ、、」



『宏光…、、』



宏「えっ、ちょっ泣くなよ…大丈夫だから。
絶対守るって約束する。」



『ありがとう、』







宏光のこと、

好きになってよかった…、

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作者名:みっちゅどん | 作成日時:2017年9月5日 21時

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