願い ３

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宏「なんかあったら連絡して？」



『宏光、それもう3回目だよ？笑』



宏「…だな、笑」



『宏光も時間でしょ？
いってらっしゃい、』



宏「ん、、行ってきます」




今も時間をずらして家を出てる私たち…、



一応ね…？









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まずは部長に挨拶に行かなきゃ…、



『部長、、おはようございます、』



「おはよう、待ってたよ、」



『長い間お休みをいただきご迷惑をお掛けしました、、』



「いやいや、復帰してくれて助かるよ」



『ありがとうございます、、
また宜しくお願いします、』



「社内では紗崎のままでいいのか…？」



『……はい、大丈夫です』



名字が変わるって結構不便なんだよね…、、




名札も名刺も全部を変えなきゃいけないし

他の社員の方々を混乱させてしまう、、







玉「Aさんっ！」

っ！


『玉森くん、おはよう、』



玉「もうっ！寂しかったですよー？」



『えっ、…ごめんね？』



玉「今日からまたよろしくお願いしますっ♪」



『よろしくお願いします、』



玉「あの…、離婚したって聞きました…、」



『うん、そうなの。
承認印とか変わっちゃうけどよろしくね、、』



玉「大丈夫です、
………まだあの人と付き合ってるんですか？」



『えっ……そんな…、、』





真っ直ぐに私を見るその目からは

玉森くんの感情は読み取れなかったけど、、




なんとなく…、、

不安そうな目をしているように見えた、、

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