願い３ (ページ20)

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宏光side

ずっと不安げな顔してる…、、

そりゃそうだよな、、

だってきっと…いや確実に、

旦那は必死になってAを捜すだろう…、

Aもそれを分かってるから怖いんだよな、、

今までは、
〝俺らの関係がバレないように〟気をつけてた。

でもこれからは、俺らの関係はもちろん、
〝Aが見つからないように〟気をつけなきゃいけない。

ずっと家の中に居てもらう！

ってわけにもいかねぇもんな…、、

…どうすればいい？

不安そうにしてるAに、

“大丈夫だから、”って…

そんなことしか言えない俺…、、

だから…、

大丈夫って伝わるように強く抱きしめて

俺の気持ちが伝わるように優しくキスをした

.

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『宏光っ…』

不安をかき消すように俺を求めるA…、

俺たちは夢中で愛し合った

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腕枕をするとすり寄って来るAが

すげぇ可愛くて…愛しい、、

『ねぇ宏光…』

宏「ん…？」

『迎えに来てくれてありがとう、』

宏「んなの…当たり前じゃん、、
大事なひと、迎えに行くのなんて…」

っ、

うわっ、後半思ってることが口から…、

こんなセリフ…、

すげぇ恥ずかしいやつじゃん！！

『ふふ//』

あ、照れた！…からいっか///

笑

宏「A、、
信じて出て来てくれてありがとう」

『そんなの当たり前だよ…、
大切な人を信じるなんて、、ね？笑』

宏「俺のクサいセリフをいじるな！笑」

『ふふ、宏光…好き…』

宏「俺も…好きだよ、A…、」

すげぇ好き、、

『私ね…、
宏光の腕の中にいると…すごく安心するの…、』

っ！

宏「…照れるじゃん…///」

俺はAを抱きしめてると安心するけど、

Aの香りと女性らしい体を感じて〝欲〟が…、、

ってのはもちろん口には出しませんよ、

笑

『久しぶりに…安眠できそう…、、』

宏「俺も。
起きてもAが居てくれるって分かってるから、、
安心して寝れる…」

いままでずっと…、

俺が寝てる間に帰っちゃってたから、、

寝たくないって思ってた、、

『宏光…、離さないでね…？』

宏「離さねぇよ…、絶対、、」

これからのこと…、

問題は山積みだけど、、

でも今、俺たちは一緒にいることができてる

この幸せは、

俺が絶対に守ってみせる