115 ページ15
.
家に着いちゃった…、、
“出て来たらすぐに分かるように、
エントランスから見える所にいるから”
って宏光が言ってくれた、、
きっと大丈夫…、
そう自分に言い聞かせて部屋に向かった
【ガチャっ…】
『ただいま…』
夫「おかえり♪」
怖いくらい上機嫌な夫…、、
『…ごはん作るね?』
夫「お腹空いたら出前取るから、
今日は作らなくていいよ♪」
『えっ…、うん、、分かった』
夫「荷物用意してもらいたいしね?」
『…?なんの荷物?』
夫「2人でさ、しばらく旅行に行こうよ」
しばらく…旅行…?
どういうこと…?
夫「びっくりした?笑
子供が出来たら帰ってくればいいんだよ、、
焦る必要なんてない♪」
『…なに…言ってるの…?』
夫「子供の事がなければ、俺と離婚したいなんて思わなかっただろ?
だからさ、2人でここから離れよう!♪」
…この人…おかしくなったの…?
『…仕事はどうするの…?』
夫「Aは辞めちゃったら?
俺は基本はパソコンで仕事出来るし、
必要なときだけこっちに来ればいいし。
名案だろ?♪」
絶対嫌…、
嫌!
夫「ごめんな…?子供のことがプレッシャーになってるって…今まで気づけなくて…、、
でももう大丈夫だから!♪」
終始楽しそうに…、
遠足の計画を話す子供のように話す夫、、
ありえない…
この状況から逃げるにはどうしたらいい…?
外へ出る方法は…?
なるべく自然に…、
怒らせないように…、、
どうしたらいい…?
252人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みっちゅどん | 作成日時:2017年9月5日 21時