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家に着いちゃった…、、









“出て来たらすぐに分かるように、
エントランスから見える所にいるから”


って宏光が言ってくれた、、









きっと大丈夫…、







そう自分に言い聞かせて部屋に向かった



【ガチャっ…】



『ただいま…』



夫「おかえり♪」





怖いくらい上機嫌な夫…、、



『…ごはん作るね?』



夫「お腹空いたら出前取るから、
今日は作らなくていいよ♪」



『えっ…、うん、、分かった』



夫「荷物用意してもらいたいしね?」



『…?なんの荷物?』



夫「2人でさ、しばらく旅行に行こうよ」





しばらく…旅行…?




どういうこと…?




夫「びっくりした?笑
子供が出来たら帰ってくればいいんだよ、、
焦る必要なんてない♪」



『…なに…言ってるの…?』



夫「子供の事がなければ、俺と離婚したいなんて思わなかっただろ?
だからさ、2人でここから離れよう!♪」





…この人…おかしくなったの…?





『…仕事はどうするの…?』



夫「Aは辞めちゃったら?
俺は基本はパソコンで仕事出来るし、
必要なときだけこっちに来ればいいし。
名案だろ?♪」





絶対嫌…、







嫌!





夫「ごめんな…?子供のことがプレッシャーになってるって…今まで気づけなくて…、、
でももう大丈夫だから!♪」




終始楽しそうに…、



遠足の計画を話す子供のように話す夫、、







ありえない…







この状況から逃げるにはどうしたらいい…?




外へ出る方法は…?





なるべく自然に…、





怒らせないように…、、






どうしたらいい…?

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作者名:みっちゅどん | 作成日時:2017年9月5日 21時

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