願い３ (ページ13)

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【～♪～♪】

『はい、Aです…、』

義父「今から、私のところに来ると連絡があったよ。
Aさん、本当にいいんだね…？」

『はい、よろしくお願いします、』

翌朝、会社に向かう途中で鳴った携帯、

夫は義両親に助けを求めに行くみたい…、、

ここまでは計画通り。

義両親が後押しすれば、

すごく親思いで、
跡取りとしての自覚がある夫だから…、

優しくて、
私のことを愛してくれている夫だから…、

きっと夫は離婚に同意するだろうって、、

私も、義両親も思ってた。

だけど、

私も、義両親も…、考えが甘かった。

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【…♪…♪】

仕事中に震えた私の携帯、、

っ！

義母からの電話…、きっと夫の事…、

『…はい、Aです…、』

義母「Aさん、ごめんなさい…」

『え…？』

義母「説得出来なかったの、、
あの子があまりにも頑固だから…
私もヒートアップしてしまって…、、

新しい相手を見つけてあげるからって言ったら怒っちゃって…、」

『今…夫はどこにいるんですか…？』

義母「それが…、
どこに行ったのかわからないの…、
会社を出て行ったのは社員が見てるんだけど…、」

『…私に連絡がきたら連絡しますね、』

義母「よろしくね、、
私も戻ってきたら連絡するわね、」

『はい、よろしくお願いします、』

…どこに行ったんだろう…、、

【…♪…♪】

っ！

『…はい、Aです…、』

夫「仕事中にごめんね、」

『…大丈夫、、…どうしたの？』

夫「今日…早めに帰って来れる？」

『早退は出来ないけど…、定時で帰るね…』

夫「わかった、」

なんか…変…、、

なにかは分からないけど…、変…、、