狂12 ページ15
貴女side
貴「敦…か。」
エ「…?A、如何したの?」
貴「あ、いえ、何でもないですよ、エリス嬢。」
“中島敦”…?
何処かで聞いた様な…?
首を傾げながら気が付けば、ポートマフィア本社に着いていた。
コンコン
扉を開いた瞬間。
森「遅かったじゃないかぁ!!」
行き成り飛びついてきた首領。
それは多分…エリス嬢が真っ先に飛び込んで来ると思ったからなのだろう…。
でもお生憎様でした…首領、、。
貴「エリス嬢は私の背中で眠いと言って寝ちゃったんですよ!!」
そう言うが早いか首領に向かってローキックを放った。
貴「この変態ロリコン首領!!!!」
然し、流石マフィア首領。
「酷い!」
等と言いながらあっさりと私の攻撃を避けてしまった。
貴「チッ」
軽く舌打ちをし、今度は睨みつけると、
森「…だてに首領をやってる訳じゃないのだよ」
と少し呆れた様な表情を見せた。
業務に戻る為、仕方無く首領に一発食らわせる、という先程立った目標を
消し、エリス嬢を寝かせてから、首領の部屋を出
_____________森「…で?今夜は
開きかけた扉を閉め、首領の方を振り返る。
貴「何の事でしょうか。」
森「こういう時に恍けるのは御勧めしないよ」
完全にマフィアモードの眼…
両手を組んで此方を見つめてくる首領に逆らえる筈も無く。
貴「…何処からその情報を?」
観念して情報源を突き止めようと、方向を転換する。
情報源さえ分かれば、面倒くさい事をしやがって、と後でそいつを締める事が可能になる。
そうすれば、多少は気持ちが楽になれる。←
森「情報源…ねぇ…先ずは君が目的を言うべきなのではないかい?」
見透かされた…
またこれもマフィアの首領…ってか。
貴「…」
私が黙っていると、
森「“黙る”と言う事は、何かやましい事でもあるのかい?」
首領の目つきが更に険しくなる。
貴「いっ、否、そうじゃなk…そうじゃないんです。首領。」
聞いて下さい。
真面目な顔をして、太宰に勧誘されている事や、何やらを…
貴「太宰の野郎が珈琲代払って無いんで、今夜絶対に返せ、と言ったのです。」
_______________言わなかった。
森「…そうかい。」
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花コム( ゚Д゚) - 柏村葬さん:へぇ!そ、そうだったんですね…漫画持ってないので知りませんでした…申し訳無いです… (2019年3月5日 8時) (レス) id: bbf7a999fb (このIDを非表示/違反報告)
柏村葬(プロフ) - 狂16ですが、漫画が原作なので漫画を先にした方が良いと思います。漫画とアニメでは全然違いますから。 (2019年2月25日 0時) (レス) id: 67a0056d03 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁 - 作品、拝見しましたー! 文章にから場面の様子がしっかりと分かり、素敵な小説だと思います! ヤンデレ中也さん…ですか… なんかいいですね!!← これからもお体に気をつけて更新頑張ってくださいね。応援しています!(*≧∀≦*) (2018年12月8日 20時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花コム( ゚Д゚) | 作成日時:2018年9月10日 12時