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Trauer 08 ページ9
「ちょっと待って!? そんなあっさり、Aはそれでいいの!?」
漸く我に返った美桜先輩が慌てて止めるくるが、私は元々ボーダーに入れるなら入りたいと思っていたのでその時期が早まったくらいにしか思っていない。
つまりは何も困らないのだ。
強いて言うなら、全ては保護者を説得できるかにかかっている。
「元々、入りたいと思っていたので…………。それに、何もできないまま誰かを喪うのは嫌です」
「なら、いいけど…………」
「んじゃ。ま、ボスのとこいくかー」
ボス…………ってことはこの支部の偉い人だろうか。
そう思って立ち上がると、思い出したように迅さんが告げた。
「あ、この子がB級上がってからは美桜たちと組ませるからな〜」
そういった彼に手を引かれて部屋を出る。
後にした部屋から驚きの声が二つ聞こえたのはきっと気のせいじゃない。
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作者名:猫鞠 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=neconuco
作成日時:2021年3月7日 1時