其の参 ページ3
シロ「この歌さあ、何で「ポチ」なの?白い犬には「シロ」が最適でしょ?」
貴方「…確かに花咲爺さんの犬は白いですけどね」
小首を傾げる。
ルリオ「アレ?閻魔大王?」
ロケットランチャーのルリオが大王の容態に気がついた。
ルリオ「どーしたんスかこんな所で…」
シロ「床で寝るって気持ちいいよねぇ」
柿助「大王は犬じゃねぇよ」
チームのブレーン柿助。
鬼灯「ぎっくり腰で動けないのです」
閻魔「そう、困ってるんだ…」
ルリオ「あ〜あの腰が痛いヤツ」
シロ「あっ、あれ犬もなるんだよ。痛いよねぇ〜」
柿助「えーと腰痛に効くのは……温めるのと……ハリと……あと圧をかけるとかか……全部俺の死因だ……」
思いだし落ち込む。
ルリオ「お前の中でそれ、相当トラウマなんだなー」
シロ「どうでもいいけどそれ、何回見てもスーパーマ●オの敵キャラだよね」
貴方「(ドッ●ン、ク●ボー、ハチは……あっ、星のカー●ィでああいうのいた)」
シロ「柿助はカニへの罪ほろぼろしでその後神獣として桃太郎のお供になったんだよね」
閻魔「…結構シビアな話だね……」
ルリオ「そりゃそうと腰痛いのは辛いですね」
ルリオが翼を広げ大王の腰に飛び乗る。
閻魔「あっ温かい……とりあえず気持ちいいや……」
シロ「卵温めてる親鳥みたいだね」
閻魔「…あぁ、不喜処のアニマルセラピーが今のところ一番効く……」
シロにお手をさせて遊ぶ。
貴方「…なるほど。指圧というのもあるのか」
鬼灯の読んでいる本を見ていたA。
閻魔「あっそれは鍼よりいいなあ」
鬼灯が大王の帽子?を取る。
閻魔「あんまり全力で押さないでよ?」
鬼灯「」ぐぐぐ…
鬼灯が親指で大王の頭のてっぺんを押す。
閻魔「あ〜〜…何か痛いけど、これ何のツボ?」
鬼灯「昔ここを押すと下痢になるって迷信ありませんでした?」
閻魔「あったけどだからって何で押すの…ってギャアアAちゃんまで押さないで!」
※ここに近い所に百会というツボはありますが下痢にはなりません。
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作者名：梅雨 | 作成日時：2018年5月21日 0時
