act 21 『悪夢』 ページ23
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〜貴方side〜
「―――――ねぇねぇ、聞こえる？」
貴「……誰？お前」
「……やだなぁ。皆忘れるんだから」
貴「……忘れる？僕お前なんか知らねぇぞ」
「―――会った事あるよ。
君と私が12歳だった頃に」
貴「……そんなの、知らない。
赤いマフラーの人なんて知らないんだ」
「……そっか。
まぁ、もう少しで思い出すよ」
貴「……何を……「君の過去を全部」
「……でも今は駄目。
今は……『あの人』と一緒に居てあげて」
貴「だから何なんだ。お前。
『あの人』って誰なんだよ……」
「―――――後3週間で全部分かるから」
貴「おい……ちょっと待てよ……！」
見捨てられて、何年か経ち、
周りに正義が出来た真夏―――。
―――僕は自分の過去を知る。
〜シンタローside〜
貴「―――待てよっ！」
シン「うおぉっ！」
ピクニックから無事帰って来た1日目の昼。
疲れたのか俺ら団員は殆んど、
眠ってしまっていた。
しかしAの叫びにより、
俺は飛び起きて目が覚める。
貴「……ご、ごめん……起こしたな……」
シン「あ、いや。こっちも目覚めたし」
まぁそれは事実だな。うん。
貴「……あぁそうか……
な、なら良いや……」
シン「それでお前。どうしたんだ？」
Aの座る所と反対の所に座り、
状況を聴いてみる事にした俺。
貴「あ……あぁ、夢。変な夢だ」
シン「あ、あぁそうか」
少し俯き俺に呟くAは、
妙に汗を掻いている。
しかも服汗ばんでるし……///
あぁやめろ！！///俺の理性！！///
今Aの服(下着)に、
目を向けてはならん……！！///
……チラッ。←
シン「……っ……！！/////」
馬鹿ぁぁぁっ！！/////
へ、変態めっ！！/////
貴「……？」
シン「……A！！/////」
貴「な、何だよ。
どうしたんだよ顔赤いぞ？」
シン「……お、おおお、
俺、カノの部屋行くな！？/////
じゃ！！/////」
人生で一番速かろうダッシュで、
屋内を駆けた事はあるか。←
俺にとっては勿論、無い。
僅かの秒差でカノの部屋へ向かう。
貴「……何なんだよ……
今日は……(ボソッ」
……すまんなっ。A。←
脳内で謝り終えると俺は、
カノの部屋のドアノブに手を掛けた。
しかし俺は……―――。
貴「汗掻いたし風呂入ろ」
―――この声が聞こえなかった。
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貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨(プロフ) - 成さん» さ、最高ですかっ！？///ありがとうございますっ！！頑張らせていただきますっ！！ (2015年3月31日 8時) (
レス) id: 12ab03adb2 (このIDを非表示/違反報告)
貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨(プロフ) - A伸_126_さん» …ご指摘ありがとうございますっ！今パート5で今更って思うかもなんですけど…それでも良ければ直させていただきます！ (2015年3月31日 8時) (レス) id: 12ab03adb2 (このIDを非表示/違反報告)
成 - 貴遥さんの小説最高です！ころからも頑張って下さい。 (2015年3月28日 16時) (レス) id: b9a568ce97 (このIDを非表示/違反報告)
A伸_126_(プロフ) - 話はすっごい面白いんですが...カナって呼び方嫌です...全部夢主の名前が良いです..自分勝手ですみません！ (2015年1月2日 17時) (レス) id: c8dc0bf9e9 (このIDを非表示/違反報告)
貴遥［キハル] - いちごさん» そうなんですかっ！？有難うございますっ！！！か、神だなんて…///よっしゃ！頑張りますっ！！！ (2014年7月15日 15時) (レス) id: 12ab03adb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨 | 作成日時：2014年4月6日 18時
