特別社員は兵庫へ護衛に行く

護衛4 ページ9

始業式が終わり、僕は自分の席で溶けていた。

眠いんだよ。
こちとら徹夜だぞ。あのブラック社長の糞ロリ狂が。



まだ、担任がまだ分からない状態の為、彼が担任でなければ僕の高校生活は安泰だろう。





『ふわぁああ...
良く寝たー....入学式でもねェのに話長ェんだよ。馬鹿なの.....?』

相変わらず、校長の話は長かった。
30分だぜ?30分。

卒業式でもねェのに長いんだよあのハゲジジイ。頭光ってるんだわ｡スイカかよ←



「ううーん....ああ..........めっちゃ分かる」

そしたら、右隣の席から声が掛けられてきた。




『...チベットスナギツネ.....!?』


ふっつーにビビったんだが。
おい、まてコイツ昨日ぶつかったやつだ。

パッと見だけどめっちゃチベスナじゃん!?......ん?待てよ??誰だっけ？名前忘れた。
えーと、確か......ツナ..すな...?角名...角名倫太郎?だったっけ?.....
あー、居たなーこんな奴ー。←普通に失礼



『......角名倫太郎?』

角名「そうだけど何?」





いや、急に怖すぎんだろ。
なんで、名前呼んで睨まれんだよ。巫山戯んな。
何!?フルネームで呼んだのが悪かったの!!!?えぇ!?
まぁ、良いや。

兎に角!!!!この気まずい空気をぶち壊す為に入部届を出す場所を聞こうじゃないか！！








『入部届って何処にだすの?教えてよ分からないからねー』

角名「先生に届ければいいよ。
で、どの部活?」


即答すんなよ。こんな空気を壊そうと思ってたのに。

いや、不登校だから知らなかったんだよ!





『男子バレー部』


角名「........あー、そう。まぁ、頑張れ」


おい、目を逸らすな。
気まずいだろ。馬鹿野郎←




『なんで?何かヤバい事とかあるの?』


角名「んー、いや、うん。
君は俺がバレー部って知ってて声かけてきたの?名前知ってたじゃん」







おい、その悩みと迷いはなんだ。
怖いわ。何があるんだよ。気になるじゃんか。




『いや、知らない。んで名前は資ﾘｮ..........ｸﾞｯｶﾞgﾊｵｱｶﾞｳｱy
ほ、他の人から聞いた』

角名「りょ?何て云う人?」





そこに突っかかって来なくて良いんだよ。
昨日ぶつかった人だよね？とか。

もっと他に色々あるだろ。突っかかって来る所ｯ!!!!!!



『りょ、龍馬!坂本龍馬！！』









角名「うん。ごめん。一寸何言ってるか分からない。なんで死者の声聞けるの」

『僕も知らない』


誰が知るかそんなモン。






「『.........』」






なにこの空気!!気まずっｯ!!!!?

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