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赤Side


「今、幸せやねん。めちゃくちゃ」

「そっか。」

「でも、しょっぴーに秘密抱えてるのは辛いねん…」

「うん。そうだよね…。」

「しょっぴーとめめが仲悪くなるのも嫌やし…」

「んー…」

「でも翔太だって舘さんと付き合ってるわけだしなぁ。康二に恋人が出来たって文句言う筋合いはねぇだろ…」

「そうなんやけどなぁ…」

「でもそれとこれとは別だと思うよ。ほんとに康二のこと大好きだからなぁ…」

「やっぱ言ったら翔太やばいかなぁ?」

「多分ね」

「でも俺、めめの為にもちゃんとけじめつけたいねん…。たまにはしょっぴーじゃなくて、めめを優先してあげたいんよ…」


いつまでも可愛くて甘えん坊で。

翔太の後ろをくっついて来ていると思っていたけど、
いつの間にか康二は大人になっていたんだな。

ちゃんと好きな人を守れる男に、なったんだね。


「ちゃんと言ってあげよっか。」

「えっ?」

「まじ?大丈夫かなぁ翔太…」

「時間はかかるかもしれない。ショックで立ち直れないかもしれないし、理不尽だけど物凄く怒るかもしれないし、そうなった場合怒りの矛先は間違いなく康二じゃなくて目黒になると思う。…それでも大丈夫?」

「…うん。めめのことなら大丈夫。俺が守るから」

「初めての喧嘩になるかもね…」

「…嫌われたない」

「ばっかお前。翔太がお前のこと嫌いになる日が来るわけねぇだろ」

「うん。ふっかの言う通りだよ康二。大丈夫。皆味方だよ」

「皆?」

「うん。ふっかも俺も、事情を知ったら佐久間も照も阿部もラウールも絶対味方だよ」

「うん…」

「だ〜いじょうぶだって!ふっかさんに任せなさい!」


そう言うとふっかは康二の背中をばしばし叩いて
優しい顔で康二を見つめた。

それでやっと康二も安心したのか、
強張っていた表情にゆとりが出てきた。


「今日の放課後、集まってもらえますか?」

「「うん…」」

「もし時間が合えば皆も」

「佐久間たちには俺から言っておくよ」

「うん…。俺、しょっぴーも大好きやから…。だから、ちゃんと言いたい」

「ん。偉いぞ康二」


ふっかがよしよしと頭を撫でてあげると
嬉しそうに笑う。

やっぱり康二には笑顔が似合ってるよ。




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真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» パス外しました! (2020年12月14日 0時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 楽しみにしてます!ありがとうございます! (2020年12月13日 19時) (レス) id: 471bec5651 (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - テンプレ返信ごめんなさい… (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます!Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。0時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - トマト鍋さん» コメントありがとうございます!Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。0時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 17時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真夏野スピカ | 作成日時:2020年11月13日 19時

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