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青Side
「…康二は？」
「先に行ったよ」
「……誰と。」
「目黒」
「…は？」
「しょうがないでしょ。翔太が時間守らなかったんだから。康二だって入学早々遅刻はしたくないでしょうよ」
「だってあいつ中学生だろ？」
「駅までなら同じ道じゃん」
「…」
「別に付き合ってるわけでもないんだし許してあげなよ」
「無理！気に入らない！」
「はぁ。ほんと康二の事になると面倒だなぁ翔太は」
「康二の一番は俺じゃなきゃ嫌なんだよ！」
「はいはい。で、翔太の一番は？」
「は？」
「康二？…俺？」
ニヤニヤした表情で聞いてくる涼太は
ここ最近見た顔で一番嫌な顔をしている…
「康二だよっ！」
「ふーん」
「でもまぁ、涼太も一番だけど…」
小さい声で言ったのに、
涼太にはしっかり聞こえていたみたいで。
これまた小さな声で
「知ってる。」
と、返された。
「じゃあ行こっか。遅刻確定だけど(笑)」
「ん。…ごめん」
「いーよ。翔太と過ごす時間、好きだから。」
「…っ」
そう言って自然と繋がる手。
顔が熱い…
「お、朝から熱々じゃん」
「ふっか！」
さっと手を離して振り返ると、
あくびをしながらニヤニヤしているふっかがいた。
「あれ？康二は？」
「…」
「目黒と仲良く登校してったよ」
「なるほど」
「だから翔太今ご機嫌斜めなの」
「いい加減弟離れしろよ(笑)」
「うるせー。じゃあお前も康二離れしろ」
「無理無理。俺も無理だし康二も無理だろ多分。あいつ俺のこと大好きだし」
「いや、俺がいれば康二は大丈夫だから。俺のことが一番好きだからあいつは」
何だかんだ言って
目黒の次に危ないのはふっかなんだよなぁ。
鼻につくけど、
ふっかが言っていることは
間違ってはいない。
康二はふっかさんふっかさんて
いつもくっついているし。
正直羨ましいくらい。
「でもそっかー。めめに取られたか―。それはちょっと俺も悔しいなぁ」
「だろ？あいつ中学生のくせに生意気！」
「中学生だからでしょ。康二は自分に懐いてくれる年下の目黒が可愛くて仕方がないんだよ。」
俺とふっかが話していると、
落ち着いた様子で涼太に言われて。
分かってはいるけど、やっぱりどうしても納得はいかない…
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真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» パス外しました！ (2020年12月14日 0時) (
レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 楽しみにしてます！ありがとうございます！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 471bec5651 (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - テンプレ返信ごめんなさい… (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - トマト鍋さん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 17時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏野スピカ
| 作成日時：2020年11月13日 19時
