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三「なるほど。貴様のせいで私はこんなところにいるのだな。」
三成が横を歩く左近を睨み付けた。左近はさりげなく三成から視線をそらした。
左「秀吉様にも心配かけたんだから、これくらい良いんじゃないですかね？ほら、また倒れたらもっと迷惑かけますよ！」
三「…次言ったら残滅するぞ。」
左「すみませんでしたー！！」
大通りで急に頭を下げるから、通りを歩いていた人々がクスクスと笑い出した。
左「え、なんか俺…やりました？」
三「元から変わらんだろ。」
左「それはないんじゃないですかね！？」
「お、おい！喧嘩か！？」
「誰かあの二人止めろよ！！」
左「喧嘩なんすか！？これ！」
三成が左近の頭をはたいた。
三「よく見ろ。すぐ先だ。」
三成の視線をたどると、確かに人だかりができている。詳しくは見えないが、あれが騒動の原因らしい。
三「昼間から暇なやつらだ。関わってもなにもない。行くぞ。」
「ちょっと！？何してんの！」
「大怪我するぞ！！」
「誰かあの女の人止めて！」
立ち去ろうとした三成と左近は足を止めた。何やら状況がただ事じゃないようだ。
左「えっと…？どうします？」
三「ハア〜」
他人事に首を突っ込んでも良いことはないが…そんなことをしたバカがいるらしい。止めないと恐らく、大事になる。
近づくにつれて話し声が聞こえてきた。
「なんだテメェ！！」
「あなた方こそどうしたのです。そんなに血相変えて。」
「女には関係ねーんだよ！！」
「水を差すようなことはしたくありませんが…このままだと怪我人が出ますよ。」
「じゃあ、お前が俺らの相手でもするってのか！？」
「何故そんな流れになるのですか。…まあ、いいでしょう。」
「上等だクソアマァ！」
「くたばりやがれ！！」
まだ見えない。ただ、ヤバイ感じというのは声で伝わってきた。
左「まずくないですすか！？ねえ！三成様、コレ良いんですか！？」
三「黙って歩け！！」
ようやく視界が開けた。そこには…
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桜楼(プロフ) - アイさん» 応援ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります (2014年7月24日 18時) (
レス) id: 2a54482901 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - とても素敵なお話で楽しく読ませてもらっています。更新頑張ってください。応援しています (2014年7月24日 12時) (レス) id: 52837a80d6 (このIDを非表示/違反報告)
桜楼(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！なかなか更新出来ませんが、頑張ります！ (2014年4月4日 9時) (レス) id: 5ec259502a (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き楽しみにしてます！がんばってください！話の内容的にもとても面白いです！ (2014年4月3日 22時) (レス) id: 9151cce92b (このIDを非表示/違反報告)
桜楼(プロフ) - はい、頑張ります！いつも応援ありがとうございます！！ (2014年3月18日 19時) (レス) id: a3fc877969 (このIDを非表示/違反報告)
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