お日様皇子と茨の姫と迷宮（レラージュ）は ＊後編（完）＊【練 紅覇】【マギ】

レラージュ内部図鑑１ ページ48

第一ステージ[水晶の川原](前編にて通過)
出現生物データ：空中を泳ぐ魚
→金と銀の鯉のような魚。
→魚なのに喋るし、空も飛ぶ
→警戒態勢に入ると風船のように体を膨らまし、鋭い牙の生えた口を開け、襲ってくる


第二ステージ[灰色の湖](前編にて通過)
出現生物：特になし
罠：有毒ガス
→多量に吸い込むと、肺に水がたまるなどの症状があらわれ、死に至る
→有毒ガスの正体は、湖そのもの
→湖が塩酸なため水に入るのもアウトである。火傷や、失明等の危険がある
→万が一にも湖の水を飲んだりしたら、消化器が爛れ、致命傷になる可能性あり
→これだけ書くと、塩酸が危険にしか思えないですが(実際『劇薬』ではありますが)、湖のほとりの水晶の原石は、塩酸によって、透明になります


第三ステージ[緑水晶の空間](前編の最後に突入後、二十話にてクリア)
出現生物１：隠者(ヘルミット)
→少女らしき形をした、しゃべる緑の水晶……に見えるが、実際は緑の硝子でできた人形
→積極的に戦ってはこないが、発光して、辺りに熱を放射する
→砕いても、砕いても、破片の一つ一つが少女の形になるため、倒すのは不可能と思われる
→「本当の私」を欲しいと願っているが、それは自分を生み出した女帝(エンプレス)のこと
→元は女帝(エンプレス)の一部だったため、彼女の中に還りたいと願った

出現生物２：女帝(エンプレス)
→薄茶色の土でできた手の平サイズの人形。ほんのり温かい。
→隠者とサイズも材質も違えど、同じ顔のつくりと、ルフの形をしている
→もともとレラージュが生み出した迷宮生物は女帝(エンプレス)である
→レラージュの絶望の記憶を持って生まれた
→そのことに恐怖を覚え、自分を守ろうと、母であるレラージュと同じく(？)別人格を形成
→その結果、隠者が生まれた
→最終的には、己の恐怖(隠者)を制御し、A達一行に、先へ進むための道を示した

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