エピソード8 ページ11
李「お二人とも、この後どうするんですか?」
楽「フ〜、一先ず食事だ」
散会の合図を受け、それぞれが思い思いに話しながら、軍議の間を後にする。
明「では、今回の話しを、私と兄王様で皇帝陛下にお伝えしておきますね」
「うん、お願いします」
私も明兄と炎兄に礼をして、部屋を去ろうとした。
炎「待て」
炎兄に呼び止められた。
「はい?」
炎「A、午後の予定はどうなっている?」
「えーと……」
顎に左手の人差し指をあて、これからの予定を思い出す。
確か……。
「昼食後は紅玉お姉ちゃんと武術の鍛錬です。その後は白龍お兄ちゃんと座学だよ」
炎「そうか。では、その後はどうだ?」
(……どうだ、っていうのは予定のことだよね)
言葉数も表情も乏しい兄の言わんとすることを推測する。
「空いてるよ」
炎「そうか」
「うん」
その後の言葉は兄に言って貰いたい。
私はあえて頷くだけにした。
炎「……。ならば、全てが終わってから書庫に来い」
「うん!」
私は満面の笑みで答えた。
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一花(プロフ) - (↓の続き)いらっしゃるのは、本当に有難いです。ゆっくり更新ではありますが、常に励みになっております。たくさん、たくさん……ありがとうございます!! (2014年7月31日 19時) (レス) id: aa8e4f9320 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - いまでもお読みくださる方、有難うございます。物語は「よん」まで進みましたが、未だバルバッド入りしていない体たらくですが(滝汗) 宜しければ引き続きお付き合いくださると嬉しいです。そして、本日評価80になりました。今でも評価を押してくださる方が(続く) (2014年7月31日 19時) (レス) id: aa8e4f9320 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - すみません。。「にっ!」で、当初予定していた3分の1しか、物語が進みそうにない……という状態になったため、予告を変更いたしました(滝汗) (2014年5月18日 17時) (レス) id: aa8e4f9320 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 紅希さん» なんと……!!! 3期がある!!!(喜びに打ち震え中) 素敵な情報をありがとう(><) 楽しみがあるのは良いね♪ 今年頑張って行きぬきたいと思います(笑) (2014年4月12日 21時) (レス) id: aa8e4f9320 (このIDを非表示/違反報告)
紅希 - 一花さん» 3期は2015年にやるみたいですね♪私もそれまで小説を糧に頑張ります!!w (2014年4月12日 11時) (レス) id: f6b5ca3d02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一花 | 作成日時:2014年2月3日 0時