それでも、好き。【シカマル】【我愛羅】

予選 ページ22

予選は着々と進んだ。
第１、第２も、私たちの名前は出てこない。

第三回戦。



________

つるぎ ミスミ

vs

カンクロウ

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あ、カンクロウのアニキだ。
アニキは嬉しそうに下へ降りて行く。



『頑張れー！アニキ〜！！』

ハヤテ「それでは、第三回戦、始めてください」

ミスミ「先手必勝！！」



ミスミとかいう奴はカンクロウのアニキの身体を縛り付ける。
それも、自分の腕や足を使って。



『な、何あれ』

テマリ「あらゆる関節を外して、チャクラで操ってるんだろうな」

『へぇ…すごい』



ミスミはカンクロウのアニキにギブアップしろと言う。
もちろん、カンクロウのアニキはギブアップをしない。

その途端、ミスミがカンクロウのアニキの首を締め付ける。
アニキの首はガクリと垂れ下がった。




『………あ！』




しかし、ミスミが締め付けていたのはカンクロウのアニキではなく、人形だった。
今度は人形がミスミを縛り上げる。




ミスミ「ぎ…ギブ………あ''ァァァ！！」




ミスミは叫んだ後、パタリと倒れた。



ハヤテ「試合続行不能につき、勝者、カンクロウ」



すごい！さすがカンクロウのアニキ！！
テマリ姐さんも誇らしげにフン、と笑った。

気になるあの人→←数日後

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