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LikeAbout6 握手 ページ6

YOUside



森山「当日、3人で行くの?」

茜「いえ…あと1人誘おうかと」





練習が再開する前に、幸ちゃんを見つけなきゃ…





『森山さん…幸ちゃんはどちらへ?』

森山「笠松は監督の所へ行っていないよ。もしかして、笠松を誘うつもり?」

『…はい』





仕方ない…
出直そう。





『…あれ?Aちゃん?』





先程、話題に浮上した黄瀬君が近付いてくる…





茜「き、黄瀬 涼太!?本物!」



『こんちはっ!』

『こんにちは…』

『オレへ会いに来てくれたんスか?』

『そうじゃなくて…』

『ハァ…ハッキリ言われるとショックっス』

『ご、ごめんなさい!』





笑顔でいたかと思えば、たちまちシュンとなる表情。





茜「来週の日曜日、午後から遊園地に行く予定なんですよ」

『…森山センパイも?』

森山「まぁな」



『オレも行きたいっス…』

茜「!?黄瀬君、一緒に行く?」

『ちょ、ちょっと!茜!』





とんだ急展開に戸惑いを隠せない。



茜にすれば、黄瀬君が来てくれるなんて夢みたいだろう。



だけど、私は幸ちゃんを誘うつもりで…





『この4人で行くんスか?』

茜「うん」

『予定があるなら無理しなくても…』

『行く!絶対行くっス!』

茜「フフッ」





…という訳で、まさかの4人目は黄瀬君に決定。



横目で茜を見ると、私に向かって可愛くウインク。
反省の色は…なし。





『Wデートかぁ…』

森山「くれぐれも調子乗って、Aちゃんを困らせるなよ」

『森山センパイこそ、Aちゃん以外の子の誘いを受けちゃって軽いんじゃないスか?』

森山「俺は茜ちゃんもお気に入りなの!」

『ふーん…』





すると彼は、森山さんから私へと向きを変え手を出してきた。





『日曜日は宜しくね、Aちゃん』

『あっ、はい』





手を握り返せばいいんだろうか?



思わず動きが止まってしまう。



断れば…多分、失礼になるし。



私は躊躇いながら右手を合わせた。



ギュッ





『フッ…小さい手』

『…?』





大きな手は私を離してくれず、何故か上下に振り始める。





『え?!な、何?』

『すんません。不思議とテンション上がっちゃって…』





黄瀬君は、どうして自ら出掛ける気になったのか?



単なる気まぐれの可能性も有り?

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 彼氏   
作品ジャンル:アニメ
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なび(プロフ) - ?!可愛い顔でどうしました?(゚o゚; (2015年8月3日 20時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
つばさん - ヾ(o´∀`o)ノ (2015年8月3日 5時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - リコさん» お久です♪ではでは、私は邪魔せずに話の下書きしようかなぁ??楽しんで下さいね(*´▽`*) (2015年3月28日 23時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - お久しぶりです!コメント出来なくてすいませんでした。これからゆっくり読んでキュンキュンしてます!(///∇///) (2015年3月28日 23時) (レス) id: c67d3cf1ba (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - チャルランさん» お久しぶりでーす(^o^)やはり、皆さん4月に向けて忙しいですよね?実は私も忙しくて…orzスローテンポですが、じっくり読んで下さい♪無理はしないでね(^_^)/~ (2015年3月27日 22時) (レス) id: 2e3b7e0c5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なび | 作成日時:2015年2月20日 19時

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