LikeAbout14 年上 ページ14
涼太side
今日の昼休み、オレはある人に声を掛けられた。
『放課後…例の場所で待ってる』…と。
【ある人】とは、前に話したオレとかなり親しい取り巻き。
彼女の他にもう1人いるけど、どちらかと言えばこの人との方が割り切った関係だったりする。
そして、【例の場所】とは此処…図書室。
部屋端の一角は人気がなく、カップルのイチャつき場。
?「涼ちゃん、お帰り」
『はぁ…』
何が『お帰り』だか分かんないっス。
脚を組んで机に座る彼女の名は、2年の【北川 芹(せり)】。
大人びた顔立ちに、色っぽいスタイル。
きっかけは、向こうに声を掛けられて。
オレの存在を雑誌で知っていたらしい。
芹「久しぶりね。こうして涼ちゃんと話すの」
『そうっスね。カレシとは上手くいってんスか?』
芹「まぁ、ボチボチ」
芹センパイは、オレに対して本気じゃない。
出会った当初からカレシがいる。
こっちは単なる暇潰しと言うか…
目の保養?精力の補給?って感じっスかね。
『…で、話って?』
芹「最近の涼ちゃん、溜まってないかなぁ?と思ったの。身体の方も発散させないと、バスケに集中出来ないんじゃない?」
『そんな事ないっス』
案の定な展開…
人の事を言えたもんじゃないけど、アンタには欲求を満たしてくれる相手がいるっしょ!
オレを求めんのは気違いっス!
それに…
『カレシに抱いて貰って下さい』
Aちゃんと時間を過ごすうち、今までの自分が馬鹿馬鹿しくなって…
誰でもいいから欲求を受け止めて欲しい…と思わなくなった。
芹「…?涼ちゃん、何か違う」
『んな事ないっスよ』
芹「前まで盛りのオオカミだったのが、今じゃ大人しいイヌね。好きな子でも出来た?」
『…』
芹「プッ…分かり易い」
『あー、もう!練習へ行っていいっスか?』
芹「…ダーメ」
抜け出す隙を見計らって背を向けた瞬間、強引に腕を掴まれ彼女の方を向かされる。
芹「スカートの下…実は下着つけてないのよ。見てみる?」
『!?いや、結構っス!』
芹「反射的に身体が疼くんじゃない?」
だ・か・らー!
抱く気は更々ないんスって!
芹センパイはオレに構わず、反応を楽しみながらスカートを捲くし上げ始めた…
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なび(プロフ) - ?!可愛い顔でどうしました?(゚o゚; (2015年8月3日 20時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
つばさん - ヾ(o´∀`o)ノ (2015年8月3日 5時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - リコさん» お久です♪ではでは、私は邪魔せずに話の下書きしようかなぁ??楽しんで下さいね(*´▽`*) (2015年3月28日 23時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - お久しぶりです!コメント出来なくてすいませんでした。これからゆっくり読んでキュンキュンしてます!(///∇///) (2015年3月28日 23時) (レス) id: c67d3cf1ba (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - チャルランさん» お久しぶりでーす(^o^)やはり、皆さん4月に向けて忙しいですよね?実は私も忙しくて…orzスローテンポですが、じっくり読んで下さい♪無理はしないでね(^_^)/~ (2015年3月27日 22時) (レス) id: 2e3b7e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なび | 作成日時:2015年2月20日 19時