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涼太side
森山「Aちゃん…可愛かったなぁ」
森山センパイが上の空。
そんなに可愛い子なんスかね?
『Aちゃんって…かなりイケてるんスか?』
森山「何だよ、黄瀬。気になんの?…!?まさかお前、彼女を落とそうとか思ってる?」
『は?』
森山「やめとけ。あの子は難攻不落の城だ。完璧な黄瀬でも無理だよ」
ムッ!
今の言い方、棘があったっス。
オレに落ちない子がいない訳ないじゃないスか!
森山「此処だけの話、Aちゃんと笠松は…」
笠松「おい、2人共…練習始めっぞ」
森山「黄瀬、悪い。タイムオーバーだな」
『え?!続きが気になるんスけど!』
美味しい話はお預けか…
さて…練習、練習。
PM5:00
結局…
森山センパイと話が出来ないまま部活終了。
まっ、いっか…
『お疲れっス』
挨拶した後、校門へ向かい歩み出す。
『あの…すみません。バスケ部の笠松さんはいらっしゃいますか?』
『え?』
尋ねる声に振り向いた瞬間…
思わず目を奪われてしまった。
色白の肌、大きな瞳、長い睫毛に小さな唇…
この白いセーラー服は…
北湘高校?!
可愛い…
『…』
『もしかして…バスケ部の方じゃありません?』
『あっ、バスケ部っス!笠松センパイなら、まだ中に…』
笠松センパイとどういう関係?
カノジョな訳…
ハハッ…ないない。
笠松「おぅ、A」
『幸ちゃん、一緒に帰ろう?』
笠松「あぁ…」
…ん?
笠松センパイが普通に女の子と話してるっス。
夢を見てるんじゃ…
森山「ねぇねぇ、俺も帰っていい?」
すかさず森山センパイも、2人にぴったりつく。
『…センパイ?』
笠松「黄瀬…まだいたのか?」
『その子、知り合いなんスか?』
森山「ククッ。彼女こそ、さっき話してたAちゃんだよ」
『マジっスか?!』
笠松「ふぅ…じゃあな」
『お手数掛けてすみませんでした。さよなら…』
『ど、どうも…』
丁寧にオレへ会釈するカノジョ。
訳分からなく、取り敢えずの返事しか出来なかった。
【簡単に落ちぬ物ほど、執着を持つ】
欲しい物を容易く手に入れてきたオレは、この言葉の意味をまだ知らない。
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なび(プロフ) - ?!可愛い顔でどうしました?(゚o゚; (2015年8月3日 20時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
つばさん - ヾ(o´∀`o)ノ (2015年8月3日 5時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - リコさん» お久です♪ではでは、私は邪魔せずに話の下書きしようかなぁ??楽しんで下さいね(*´▽`*) (2015年3月28日 23時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - お久しぶりです!コメント出来なくてすいませんでした。これからゆっくり読んでキュンキュンしてます!(///∇///) (2015年3月28日 23時) (レス) id: c67d3cf1ba (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - チャルランさん» お久しぶりでーす(^o^)やはり、皆さん4月に向けて忙しいですよね?実は私も忙しくて…orzスローテンポですが、じっくり読んで下さい♪無理はしないでね(^_^)/~ (2015年3月27日 22時) (レス) id: 2e3b7e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なび | 作成日時:2015年2月20日 19時