超次元幕末物語。【薄桜鬼&イナズマイレブンゴー】 (ページ20)

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原田「やるな。」

貴方「ありがと♪」

原田「そういえば、ふと思ったんだが

お前、帰んなくて良いのか？？

親御さんとか、心配してんじゃねぇか？？」

貴方「…ウチに家族はいません。」

そう。いない。

木枯らし荘に住んでいたから。

いつも秋さんに世話をしてもらってた。

天馬と一緒に登校してた。

でも、天馬が敵について、秋さんと会うことはなくなった。

秋さんも、ウチの味方についてくれたけど。

秋さんから、会いに来てくれた事もあったかな・・・？

だからウチは、二人の友達の家に行ってた。

シュウと白竜。

この二人は、ウチが能力を持ってると知っても、仲良くしてくれた。

いつもと変わらずに。

今頃、何やってるかな______。

誰といるかな______。

シュウは大切な後輩。

白竜も。

あの二人だけは危険な目に会わせたくない。

だからウチらは、ゴッドエデンに引っ越した。

シュウは天馬と、白竜は京介と仲が良かったから、ウチに着いてくるのは、少し辛かったかもしれない。

それでも、ウチを優先して来てくれた。

ウチは二人を大切にしなきゃ_______。

原田「おい？大丈夫かよ。」

貴方「あ、大丈夫。」

俯いたウチの目からは涙が流れた。