【3A】命懸けの授業【今から皆さんは人質です】 (ページ6)

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SIDE 茅野

柊「爆弾だよ」

・

その声に全員が振り返れば
机の上に立っている柊先生

・

その後ろには

・

茅「羽山先生!?」

・

「なんで、はーちゃんが、、?」

・

「3Bの副担じゃん。なんでここに、」

・

羽山先生が驚いた表情を隠せずに立っていた

クラスの皆も3B副担の羽山先生が居たことに驚いていた

もちろん私も。

・

貴『あ、、美術室に忘れ物しちゃって持ちに来たら、この状況、、』

・

そう言う羽山先生は続けて

・

貴『それよりも、これはどういう事なんですか！？柊先生！』

・

柊先生に怒り問いかけた

・

柊「…あとで説明しますよ」

・

一言、羽山先生にそう言うと今度は私達の方を向いて

・

柊「どう？これで分かってもらえた？」

・

飄々とした態度で問うてきた

そこに

・

逢「先生が爆破させたんですか、、?」

・

逢沢くんが聞くと

・

柊「ピーンポーン！あ、ちなみにね、その上にもあるよ」

・

と、天井を指さした

・

皆は咄嗟にそこを避けた

・

未だに状況を理解できず立っていると
瓦礫の方に向かって

・

「誰か！助けて！」

「誰かー！」

「おーいっ！」

・

助けの声を何人かが出すも

・

柊「ムーダーだーよッ！皆、自分のことでそれどころじゃない」

・

と遮られてしまった

そして、

・

柊「さぁさぁ、教室に戻ろうか。また、爆破しないうちに。…あぁ、羽山先生は美術室に居てください。ね。」

・

そう不穏に言った