◎ たぁくん 。 ページ22
やっと 信ちゃんからの お説教が
終わったと思ったら
ぐいって たぁくんに腕を引っ張られる 。
僕は座ってたから たぁくんの前に
立たされてる感じ 。
たぁくんを こんな近くで見るんが
久しぶりやから パッと顔を背けると
「 顔逸らさんと しっかり こっち見て 」
って いつもより怖い声で言われたから
ゆっくり 顔を戻してく 。
僕が思った通り 滅多にせえへん怖い顔を
してて この状況が嫌になった 。
「 章大 、今何時か分かる？」
そう聞いてきた たぁくんの質問に
こくんって頷く 。
「 分かるんやったら
もっと早よ帰ってこれたんとちゃうん？」
「 ごめん 、なさい .. 」
「 みんなが どれだけ心配したんか
分かってるん？」
「 約束守れん子は 嫌いやで？」
” 嫌い ”
たぁくんから そう言われた瞬間
我慢してた 涙が 一気に出る 。
「 いや 、やぁ .. 」
「 嫌ならちゃんとせんとあかんやん 」
もう声も上手く出せんくて
たぁくんに 泣いてるんバレるの
嫌やから 俯いてしまう 。
「 なぁ？聞いとるん？」
ずっと聞いてくる たぁくんに
裕くんが 「 忠義 、もうええから 」って
止めようとしてくれてる 。
「 ええってなにが？なにがええんよ 。
また 同じこと起こったら どうするん？」
「 今回は 何もなくて済んだけど
次はなんかあるかもしれんのやで？」
たぁくんの 言う通りや 、
次は なんかあるかも知らん 。
やけど 僕のことで 喧嘩するん嫌や ..
みんなに 嫌われるんも嫌 、
もう こんなことせえへんから
僕のこと嫌いにならんで .. 。
そう思ったのを 最後に 僕は
意識をなくしてしまった 。
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ひより(プロフ) - れなさん» ありがとうございます♪頑張りますね！ (2017年1月17日 21時) (
レス) id: 2031513335 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 12345678さん» ありがとうございます♪ (2017年1月17日 21時) (レス) id: 2031513335 (このIDを非表示/違反報告)
れな - 更新待ってます！！ (2017年1月17日 21時) (レス) id: 6f3e7a688b (このIDを非表示/違反報告)
12345678 - 続き早く読みたい!! (2016年12月14日 1時) (レス) id: 7b3e423ff0 (このIDを非表示/違反報告)
はやと(プロフ) - おかえりなさいませ〜(ﾉд`)よよよ (2016年10月20日 21時) (携帯から) (レス) id: 91e176fa39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり x他1人 | 作成日時：2016年8月1日 3時
