学園アリス 転校してきた謎の少女2

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今、授業をサボッて蜜柑と木の上に座って喋ってる

ずっと引きずってるっぽいから、少し落ち着かせようと思った。

蜜「なあ…A…」

「ん？」

蜜「何処にも…行かんよな…」

「行かないよ」

蜜「うちの前から居なくなったり、学園から居なくなったり…」

「しないよ。」

蜜「闇の中に落ちたり…せえへんよな？」

「…うん」

闇の中に落ちない…か。

それは無理だけど、安心させるために嘘をつく

蜜「Aがどっか行くなんて嫌や…」

「大丈夫よ、何処にも行かない。」

蜜「Aが壊れていくんちゃうかと思って…」

「大丈夫よ…」

蜜「そっか…」

「あんたは元気が取り柄なのよね？今はどうなの？」

蜜「落ち込んでます…」

「あなたが元気じゃなかったら、蛍ちゃんも委員長も皆落ち込んじゃうわよ…」

蜜「せやな…うち、元気だけが取り柄や！」

「元気”だけ”ね」

蜜「何やー！」

「ふふ、その調子よ、”蜜柑”」

蜜「今、蜜柑ゆーた！」

「蜜柑？」

蜜「はい！」

元気に返事していると、丁度通りかかった鳴海にバレた

鳴「何してるの〜？♪」

蜜「あ、鳴海先生…」

「迷ったから木の上から探してたの〜」

鳴「Aちゃんは、北の森位いけるよね？♪」

「…サボりでーす。あたしが蜜柑を連れてここまで」

鳴「へえ…そうなんだ＾＾」

鳴海は、いかにも怒ってますよオーラを出してる

「逃げよう」

蜜「う、うん！」

鳴「あ、待って！」

Aは蜜柑の手を取り、瞬間移動をして逃げた

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