学園アリス 転校してきた謎の少女2

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鳴「Aちゃん、何処行ってたの？」

「んー、用事。」

鳴「そっか…＾＾」

「うん」

蜜「めっちゃ心配してんからな〜！」

抱きつきながら言う

「すまん、すまん」

蜜柑の頭を撫でたら、嬉しそうにしていた

鳴「ご飯食べに行こ＾＾」

「…」

蜜「せやな！」

蜜柑は、私の手と、鳴海の手を取り、歩き出した

「わ、ちょ！」

グイッと引っ張られたから、こけそうになった

(”蜜柑”は元気だよ、柚香さん)

蜜「はよ歩かな場所無くなるで！」

「急がなくても大丈夫だよ…」

蜜「そうかなー…まあ、ええやん！」

「…あはは」

鳴「ｸｽｯ」

食堂に着き、ご飯を貰った。

空いてる所に蜜柑と隣同士で座った。

Aが奥の席、蜜柑が手前の席

蜜「ええなー、Aってめっちゃ量多くて…」

「あげるわよ…こんなに食べれないし」

蜜「え、ええの？！」

「別にいいわよ…」

蛍「あら、じゃあ遠慮なく…」

蜜「ほ、蛍！」

いつの間にか向かいに座ってた蛍が、Aの食事を少し貰ってた

「ごちそうさま…」

蜜「え、全然食べてないやん！」

なくなっていたのは、蛍が食べた奴と、Aが食べたパン半分だけ

「あげる…」

裕「ちゃんと食べないと、倒れちゃうよ…！」

いつの間にか、蛍の隣に座ってた委員長が喋った

「いいのよ…」

蜜「あかん！このパン食べんかったらうちがこことおさへん！」

蜜柑が通せんぼをしていた…

「はあ…分かったわよ…」

半分余ったパンをちまちま食べていた

蜜「これ貰うな！」

蛍「それは私のよ…！」

蜜「えー！」

「半分にすればいいじゃない…」

蜜「お、それええな！」

半分に分けようとしたが、少しズレていた

蛍「こっち貰うわ」

蛍は大きい方を食べた

蜜「あー！蛍ずるいー！」

「…」(もう食べれない。)

後、３分の１位で手が止まった

蜜「うちこれ貰う！」

蛍「じゃあ、私はこれ…」

蜜「うまいな〜♪」

そういえば、乃木ルカのウサギにあげたら…」

乃木ルカを探したが、離れてる所に座ってた

(委員長に食べてもらうか…)

と思ったが、委員長は”もうお腹いっぱい〜”といってるようだ。

(蛍…さんのパンはまだある…)

蛍「A、ちゃんと食べなさいよ？」

気づかれてたらしい…。

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