【FAIRYTAIL】ナツの姉はギルド最強？...やめろ、照れるだろう。 (ページ41)

今日:53 hit、昨日:46 hit、合計:93,054 hit

第40話ページ41

＿＿
＿＿＿＿＿＿＿

A「……うーん、この辺りなんだけどなぁ」

ギルドからだいぶ離れた場所の屋根の上で立ち止まり辺りを見渡す。

ギルド内の抗争なんて知らない街の人たちが出店や催しものを楽しんでいた。

A「この辺りで気配は感じるからいるはずなんだけど」

居ませぬ。

A「あー……姿隠してるな、あの人」

気配が動いてない所をみると、すでに私に気づいている。

けれど全く姿どころか反応を示さない探し人に対し、やれやれ、と苦笑いをした。

A「ほんとタチが悪いなぁ(棒」

早くラクサスの所に行かないと行けないからこれでもか！！！ってぐらい視線と圧力かけてるんだけど……

全く反応なし。

なんて野郎だっ！！！！

こんなナイスバディなイケてる女の子がアピールしてるのに！！！！！←

なんて野郎だっ！！！！！！(2回目)

ごめんなさい。嘘です。ナイスバディじゃないです。ごめんなさい。

でもほんとに、なんでその場を動かないのかだけ不思議すぎる。

あ、

トイレか？？？←

お腹痛いんだな。そうなんだな？←

A「……んなわけないか」

この近くにトイレないし。

あーもうめんどくさい！！！

動かないならこっちから動くぞコノヤロー！！！！

自分で自分にツッコミをいれ、そう心の中で気配に向かって叫ぶ。

そして、目をつぶり後ろ向きで静かに屋根から飛び降りた。

.

.

.

.

.

.

.

「＿＿＿全く……タチが悪いのはあなたの方だ」

そう、不満そうに聞こえた声と浮遊感を感じ、口角を上げながら閉じていた目を開く。

A「……やぁ！やっと反応してくれたね、

.

.

.

＿＿＿＿＿＿＿“ミストガン”」

目を開けると、怪訝深く眉を寄せながら私をお姫様抱っこしている目元以外の顔を隠した彼。

そう。

私の探し人の正体は妖精の尻尾の最強候補……ミストガン。

もしかするとラクサスを止められるかもしれない人物の一人だ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

次！