第24話 ページ25
A「っ…待て!グレイ!!!!」グイッ
グレイ「!?」
…がしかし、
すかさず私はグレイの腕を掴み呼び止める。
グレイ「なんだよA!?急がねぇと…っ」
A「……」
グレイ「?A…?」
何も言わない私を不思議に思ったのか首をかしげ顔を覗いてくるグレイ。
グレイ「A?どうし…A「死なないで…」…っ!!?」
私の言葉にグレイは目を見開く。
今のラクサスは本気でみんなをバラバラにしようとしていて、こうしている間もきっと家族の誰かがやられているんだ。
みんな、大切なものを守ろうと心を痛めながら仲間同士で戦っていて…
そんなの……ヤダ
A「…絶対に死なないで。必ず生きて私の傍(ところ)に戻ってきて…グレイ」
グレイ「っ…、……」
グイッ
A「!」
何が起こったのか頭が追いつかなかった。
気づいたら真っ暗で頬には硬い感触。そして全身を包み込むような暖かい温もり。
それがグレイに抱きしめられてると気づくのに数秒。
A「え、ちょ…グレイっ!!?」
グレイ「…」
…え、え?
なにこれ??
内心パニクっていると、
グレイ「…ばーか」
A「…んんんん!!!!?」
耳元で聞こえたグレイの低い声にビクッと身体を揺らす。
は???
今、バカって…???
……心配してやったのにっ!!!!?
キッと睨むように上をむくと不敵な笑みを浮かべたグレイの顔が。
…は?近くね??
あ、身長あんまし変わんないから近いんだね!!!うん!!!??←
きっと今私の顔は珍しく赤いんだろうなぁ…(遠目)
グレイ「…心配すんな。お前を残して死ぬわけねぇだろ」
A「!!」
グレイ「だから信じて待ってろ…アホA」
そう言ってグレイはフッと笑い、私の頭を2回ほどポンポンっと叩いた後、再度すぐさま外へと飛び出した。
A「………んん???」
不覚にも年下にドキリとした瞬間だったが皆さんお気づきだろうか?
グレイのやつ最後にアホっていいやがったぞ。
例えイケメンでもしていい事としちゃいけない事があるんだぞコノヤロー(棒読←
コノヤロー…ノヤロー…ヤロー…(エコー
なんて、ナツが復活し術式に阻まれるまで私は1人内心で闘っていたのだった。
……あれ?
そういやシリアス感どこいった…???
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奥山乃愛(プロフ) - 夕月さん» わかりました! (2023年1月28日 17時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
夕月(プロフ) - 奥山乃愛さん» ありがとうございます!続編の準備が出来ましたのでそちらも是非ご覧くださいませm(_ _)m (2023年1月28日 17時) (レス) id: c71deb90f5 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 続編早いですね〜無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月28日 5時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 恐ろしいですね (2023年1月27日 5時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主は何も知らなすぎだね()無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月27日 5時) (レス) @page47 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕月 | 作成日時:2018年12月16日 0時