検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:1,147 hit

二十四話 ページ26

それからしばらくして、黒子くんが起きた。


私はあくまで黒子くんの変わり、それに女子だし。


「雨ちゃん!交代。」


「…仕方ない、か…」


モードを解除して、ベンチに戻る。


「頑張れ、黒子くん!」


「はい!」


それから試合再開。


なんとか同点まで追いついた。


その時…


黄瀬くんが、さらにスピードをあげ、強くなった。


アイツまだあんな力が…


でも、みんなはまだ諦めてない。


それに、あの一年コンビ、なんかやる気だ。


終了まであと何秒になった時、火神くんが飛んだ。


黄瀬くんも飛んだが、落ちるのは黄瀬くんの方が早かった。


そして、火神くんは、ブザービーターで決めた。


「……っ、よっしゃあああああ!!」


歓喜の声で木霊する体育館。


「みんな…、頑張ったね…」


私は、泣いている黄瀬くんの所へ行って、蹴った。


「うわっ!!とっと…、雨っち?」


雨っち?


「泣いてんじゃねーよ!大の男が練習試合でメソメソと!泣くなら本格的な試合にしろ!ったく…」


本格的な試合ならむしろ泣かす方だけどね…


「だからって蹴らないで欲しいっす!!ってか最初は敬語だったのに口悪くなって無いっすか!?」


「あ?あー、お前を認めたから?」


「…え?」


「そのプライドの高さ。」


「そこ!?」


「はっ、冗談だ。」


からかいがいがあるんだよなぁ…


「からかわないで欲しいっす!」


「……ま、その強さは認める。…おまえ、本物の天才だよ…」


「雨っち…」


「俺には勝てなかったけどな!」


「もう!なんで余計な事言うんすか!!」


そんなおふざけをやってたら、整列の声がかかった。


そして、海城高校を去った。


途中で監督同士がやばい事になってたけど…



それからみんなで医者よって、黒子くんの異常なしを確かめた。


それからなんか食っていこうという案が出た。


そして、金を集めても21円。


「…帰ろっか。」


「うん…」


「はぁ…、……?」


その時、車が通った。


その車にはこう書いてあった。


『ステーキ無料』


……嫌な予感。


その予感は、的中する事になる。


リコちゃんが笛を鳴らして言った。


「…大丈夫。むしろガッツリ行こうか!肉!」


…誰かこの監督を止めて……


そんな願いもむなしく、私はズルズルとステーキ屋へと引きずられていった…

二十五話→←二十三話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 水戸部 , 誠凛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。