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プロローグ ページ1
ある日、私は目覚めた。
「わわっ!起きましたよ!博士!」
「そうだな!!」
この人達、博士の手によって。
私は楽しみだった。これからどんな物を知ることが出来るのか。
でも……、楽しみは消えてしまった。
「はぁ、また失敗作だ。仕方ない、捨ててこい。」
「わかりました!」
その時、私は一人になったのだと悟った。
そして、なぜ捨てられてしまったのかもわかってしまった。
私が普通の人間じゃないから。
私がロボットだから。
私には感情がないから。
そして……
「……あー、あー…、やっぱり違う。」
私には声帯がないから。
だから捨てられてしまったのだとわかってしまった。
それから私はずっと一人だ…
_ 一人じゃないよ…… _
…誰?あなたは誰なの…?
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時