No.37 ページ40
リヴァイside
ガラガラッ
「り、リヴァイいるー?」
Aか…
「リヴァイ?」
返事をしなければ…と頭では思うのだが、それとは裏腹に口が動いてくれない。
「居た!探したんだよ?もう!!」
探した?…もうどうでもいい、ソンナコト。
り「あ?知らねぇよ…そんなこと」
口は勝手に動いていく。
「そんなことって…なんでこんな所に…」
り「Aには関係ねぇだろ。」
「関係あるよ!幼なじみでしょ!!」
オサナナジミ…いつもそれだ。
り「だから何だッ!お前にとって俺はただの幼なじみなんだろ!俺に構うなよ!!」
お前には俺じゃない、別の誰かがいるんだろう?だったら俺じゃなく…そいつに…
「何でいきなりそんなこと言うのよ!!心配したんだよ?電話にも出ないから!」
俺よりその誰かを心配したらどうだ?
そのスキナヤツのことを…
り「俺に構ってねぇで好きなやつの所にでも行っときゃいいだろ!」
「…きいて、たの?」
り「お前にとって俺は所詮幼なじみ止まりだろ。だから…ッ!」
「何でいきなり…そんな事…っ!」
なぁ、お前も俺から離れていくのか?
A…お前も……
俺は父親の顔を見たことがなかった。でも母親がいる、それだけで充分だった。
だが世界は残酷だった…
母親は他界し、俺のところへ叔父が来た。
そいつは保護者としての肩書きだけで、俺には闘い方しか教えてくれなかった…
そんな生活…
でも、世界は残酷なだけではなく、美しかった
ある日公園で
俺は、Aにであった。まだ小せぇ頃だったが、
そこから今までずっと一緒だ。
笑うことを知らなかった俺を笑わせてくれた。
人の温もりを、思いやりを、、、
何より、人の愛し方を教えてくれたーーー
だがお前を好きになればなるほど、俺から離れていった人達が思い出される。
いつかAも、俺から離れていってしまうのではないか…?
Aと離れるなんて考えられない。考えたくもない。
俺は、お前をーーー
愛しているから。
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ああ - 完結おめでとうございます!!他の作品も見させていただいてます。これからもよろしくおねがいします (10月9日 23時) (レス) @page47 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - ハーリカさん» ありがとうございます!!これからも頑張って行きます(p`・ω・´q) (2017年8月19日 12時) (レス) id: 87afbbd766 (このIDを非表示/違反報告)
ハーリカ(プロフ) - 完結おめでとうございます!終わり方が凄く良かったです(*^^*)これからも応援してますよ〜! (2017年8月18日 22時) (レス) id: d06b543c20 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - やっと結ばれた。リヴァイかっこよすぎでしょw (2017年8月17日 9時) (レス) id: 8d86d6f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!もうすぐくっつく…かもです!! (2017年8月10日 11時) (レス) id: 87afbbd766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつみ | 作成日時:2017年7月4日 21時