貴「せーのっ」ｷｾｷ「黒バス！」高「短編集っ！第２弾！」宮「なんでお前がしめんだよ、やk ｷｾｷ「焼くぞ/のだよ/ッスよ/よ～」ソレ俺のセリフな。」 (ページ36)

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☆69キセキの世代『フラン様リクです』ページ36

«Aさんは1年です»

死ネタを含みます。

苦手な方は全力でブラウザバックよろです。

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赤「A、じゃあ行ってくるよ」

黄「Aっち！お土産買って来るっスからね！」

青「黄瀬のおごりな」

黄「なんスかそれ！」

紫「お菓子でいい～？」

緑「ちゃんと安静にしてるのだよ」

黒「行ってきます、Aさん」

桃「ちゃんと暖かくして寝るんだよ！電話するからね！」

「心配しすぎだよ。ただの風邪なんだから大丈夫。」

そう言ってみんなを送り出したのは三日前ーー

私は風邪をひいて、合宿に行けなくなってしまってーー

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

滅多に鳴らない家の電話。

ｶﾞﾁｬ

『宮良さんですか？○×病院です』

嫌な予感がしてーー

『合宿中の帝光バスケ部のバスが事故に会いました。』

「そ、んな…皆は！？」

『残念ながら…』

ｶﾞｼｬﾝｯ

その言葉を最後まで聞きたくなかった。

聞いてしまったらーー

「みんな…っ」

本当に悲しい時って…

涙も出ないんだ。

ただ呆然と────

宙を見つめていた。

それから私は、一歩も外に出ていない。

何も食べたくない。何も飲みたくない。

眠くもない。何もしたくない。

もうみんながいないって、、

信じたくない。信じられない。

もっとみんなと一緒にいたい。

離れたくない。

赤「A」

青「A」

黄「Aっち！」

黒「Aさん」

緑「A」

紫「Aちん～」

桃「A～！」

「っ！みんな…！」

「…夢、、か」

眠くないのに、やっぱり身体は疲れてるようで

寝て起きる度に、もうみんないないんだと思い知らされる。

でも、、前に進まないといけない。

私がこんな落ち込んでても、みんな喜ばないよね。

「頑張るから…！」

久しぶりに見た外の景色は、、

とても眩しかった────