貴「せーのっ」ｷｾｷ「黒バス！」高「短編集っ！第２弾！」宮「なんでお前がしめんだよ、やk ｷｾｷ「焼くぞ/のだよ/ッスよ/よ～」ソレ俺のセリフな。」 (ページ31)

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灰「あーまぁ、、AはPTSDなんだよ」

赤「…あぁ、それで」

緑「だが、原因は何なのだよ？」

青「待てよ！PTSDってなんだ？」

黄「分からないの俺だけじゃなくてよかったっス…」

紫「俺もわかんないんだけど～？」

桃「わ、私も…」

黒「聞いたことはありますが、どんなものなんですか？」

赤「PTSDとは、死を意識するような強い体験によって心理的なトラウマが生じ、記憶のフラッシュバックなどの症状によって日常生活に支障をきたすものだ。」

黄「あー、、トラウマっスか？」

青「虎？馬？」

紫「峰ちんバカすぎでしょ～」

黒「救いようがありませんね…」

桃「片仮名でトラウマ！」

青「あー！そういうことか！」

赤「少し黙っていてくれ。話が進まない」

灰「まぁそれで、、昔いろいろあって」

「祥くん、その先は自分で言うよ」

灰「もう大丈夫なのか？」

「うん。…ありがとうね、いつも」

灰「いや」

「あのね、皆。私は昔、お父さんとお母さんを殺されたんだ。強盗が入って…」

普段は騒がしい青峰や黄瀬でさえ、黙って話を聞いている。

重い雰囲気が取り囲む。

「それでね、その時に祥くんが助けてくれたの。お父さんとお母さんは死んじゃったけど、祥くんも祥くんの家族も、私を家族だって言ってくれた。だから、、っ！」

灰「無理に話そうとすんな。ゆっくりでいい」

「…ありがと。それで、しばらくしてから、夢を見るようになって、、悪夢って言うのかな。よく分からないけど不安になるの。起きたら汗もすっごいかいてるし、心臓もバクバクしてて、、」

「そしたらある日、学校でクラスの男子がふざけてガラスを割っちゃって…その時に、あの時の事を思い出しちゃって、、今日…みたいに、、なって…」

「病院に行ったらね、PTSDって言われて、、でもね！最近は全然なくて、大丈夫かなって…思ってたんだけど…。ごめんね、皆。迷惑かけちゃって…」

赤「迷惑だなんて思うはずがないだろう」

黄「そうっスよ！俺たち友達じゃないっスか！」

青「俺の方が迷惑かけてんだろ」

黒「…自覚あったんですね」

桃「Aがどうであろうと、迷惑だなんて思わないよ！」

紫「Aちんは美味しいお菓子作れるから好きだよ～。作れなくても友達だし～」

緑「全員お互い様なのだよ」

「みんな…ありがとう」

『別に誰がどうだろうと、俺がいりゃいいだろーが』

『祥くん…！』

『『リア充爆発しろ！！』』