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次の日集めた情報を元に作戦を立てる為再びブルーパロットに来ていた
私たちが来ると既に鈴木博物館の模型が用意されていた。毎度思うけどほんとにすごい完成度
「こいつが
ハンググライダーで飛んでって、抱えて帰れるんじゃないか?」
勿論私もそう思ったのだが、そういうわけにもいかない
「次郎吉さんは精鋭揃いの警備チームを雇用してて、それにはヘリコプター部隊も含まれる。数は20機。今も募集人数をかけてるからワンチャン寺井さんを忍ばせることも可能ね」
ヘリコプターの数が多ければ多いほど気流が乱れてしまう為ハンググライダーで飛ぶことは不可能になる
寺井さんは快斗に次郎吉さんのプロフィールがギッシリ書かれた一枚の紙を手渡す。私も情報収集力には自信があるけどここまで正確な情報は集められない
快斗はその紙を読みながら別の足を考えるか〜と呟くがそれもまた難しいと寺井さんは言う
「先方業者から仕入れた情報なんですが...」
と前置きするとガコンと音を立てて
「おいおい!こんなのありかよ!」
まぁあのじいさんにとってはありだろうな...
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作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時