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夜中の11時。本来の子供であれば寝てる時間だがコナンはそれにも関わらず部屋を抜け出して一人、杯戸シティホテル屋上までやってきた
持参した缶を地面に置いてると調べ物を頼んでいた博士から連絡が来てそのまま話し始める
「彼が最初に出没したのは、18年前のパリだ...その10年後忽然と姿を消し、死亡説も流れたが...さらに8年後の今、再び復活し、現在は主に日本で活動してるそうだ」
「で?どんな奴か書いてないか?」
「彼を称する形容詞は数多い...平成のルパン、月下の奇術師...じゃが一つだけ最も人々に親しまれている通り名がある」
「通り名?」
「各国の警察を子供のように手玉にとる怪盗1412号に興味をもったある若手小説家が、1412の番号を洒落てこう呼んだのじゃ、、、K・I・Dと...」
「怪盗1412号...人呼んで...怪盗キッド!!」
博士が言った瞬間まるで見計らったかのようにその白い物体は地面に降り立った。片眼鏡と逆光で顔はハッキリしないが意外に若い。30代、20代、、、いやもっと...
コナンが思案してるとコツコツと此方まで歩いてきていた怪盗キッドがふと足を止めて声をかける
「よぉ、ボウズ...。何やってんだこんな所で」
キッドが問いかけた瞬間素早く導火線に火をつけた
「花火!」
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作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時