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花火を餌に警察のヘリを釣ろうとしたコナンの意図を察したキッドはあろうことか胸元から無線を取り出し茶木や中森の声色を使って自ら警察を集めた
四方を警察に囲まれて絶体絶命の筈なのにキッドの余裕な笑みは崩れない
「あの真珠は諦めろ。貴様にはもう逃げ場はない」
「今夜はあなた方の出方を伺うただの下見。盗るつもりはありませんよ」
「なに!?」
「おや?ちゃんと予告状の冒頭に記した筈ですよ」
「
ハンググライダーを開きそのまま飛び立とうとするキッドを抑えようと警察が動くがそれより早く閃光弾が爆発する
「よぉボウズ。知ってるか?怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが、探偵はその跡を見てなんくせつける...ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」
その言葉を最後にポンと軽やかな音を立てて姿を消した
「(バ、バカな!?冗談じゃねー!人間が、そんな簡単に消えるわけない!)」
コナンくんの顔が驚愕に満ち、周りを見渡すが当然何も変わったところはない
空からひらりと一枚の紙が落ちてきた。
「4月19日
横浜港から出航する
Q・セリザベス号船上にて
本物の漆黒の星を
いただきに参上する
怪盗キッド」
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作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時