【進撃】二次元の世界で 【リヴァイ】

42話 ページ42

今まで仲良かった友達も



私と居たらいじめられるから



サッと手を返す



やっぱり自分が一番可愛いいんだから



自分が一番大切なの



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



幾度となく転校し幾たびに噂が流れ、避けられる



何度も何度も。



それの繰り返しの人生



苦痛でしかなかった



死にたかった






でも…死ねなかった



死のうと思って腕をカッターで切ろうと思った事もあった



でも…腕が震えてしまう



死ぬ勇気もなかった



((私は死ぬ事も出来なくて一生この痛みに耐えるしかないのか))




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



中学2年生の時



私の人生は変わった



現代の時の親友に出会って



現代の時の親友は私に友達になろうと言った



私はまた自分の利益の為に近づいてきた偽善者であると思った



私はもう傷つきたくないと拒絶したのに



現代の時の親友は諦めてくれない



現代の時の親友「ねぇ何で避けるの？？私の事嫌い？」



ある日訪ねてきたその言葉は私の心に突き刺さった



A『……あなたこそ何で私に関わるの…



私といて自分の好感度を上げようとしてるんでしょ！！』



現代の時の親友「違う！ただ私は『嘘！もうやめてよ！』



友達になりたいだけ！ただ普通に」


((…普通？？普通の…友…達…………))



普通に友達になりたいという言葉は私の心の氷を溶かした



ーーーーーーーーーーーー




私には心から信じられる人がやっと出来た



それから少しずつではあった私は心を開いていった



今では現代の時の親友以外の人とも話せるようになった



周りも私を避けなくなった



そんな時私はこの世界に来た



また最初からやり直さなければならない



ーーーーーーーー



でもこの世界は暖かくて優しかった



おかげで私は明るくいられた



新しい友達も出来た




そんな当たり前の事も私には本当に嬉しかった



心から

43話→←41話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す