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6、プスプスゥー!!! ページ8

「… やけに騒がしいと思って屋上に来てみれば。何事だ」

その時、火縄中隊長が屋上に入ってきた。

手にはコーヒー、頭には変な帽子というお決まりのスタイルである。

「火縄中隊長!」

マキさんは慌てて敬礼の形を作る。

「新人のアーサー隊員がシンラと知り合いのようで…」

だが中隊長の目線はマキさんでなく、隣のプスプスに注がれている。

あ、これヤバイな。と思った時には、

「ギャアアア!!」

火縄中隊長が手持ちのコーヒーをプスプスにぶっかけ、叫び声を上げプスプスは消えていった。

「プスプスゥー!!」

プスプス…ご愁傷様です。

そして中隊長は発狂するマキさんの頭を掴んで一言、

「消防官が火で遊ぶな」

「は……はい……」

中隊長…相変わらず恐ろしいです…

「お前がアーサーか」

火縄中隊長は涙目のマキさんから離れ、新入隊員のアーサーさんの元へとよる。

「あぁ、よろしく頼む」

「お前その人中隊長だぞ」

「円卓の前では皆平等! 気にするな」

シンラさんが注意するもキランと音がしそうなほど自信ありげにアーサーさんは言った。

一体その自信はどこから来るんだろう…

「二等消防官のお前が言うか」

うわぁまた中隊長の雷が……

「…まぁいい」

落ちなかった!?

「新人大会も近いことだし、お前たちの実力を見ておきたい。存分に"能力"を使え」

火縄中隊長はシンラさんとアーサーさんを順に一瞥し、最後にマキさんへと視線を向けた。

「マキ、2人の相手をしてやれ」

「え、私ですか!?」

驚くマキさんに中隊長は鬼の形相でひと言。

「お前以外にマキという名の隊員がいたか」

「スミマセン!」

…中隊長が怖い(切実)

7、実力テスト?のようなもの→←5、コンビネーション



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ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時

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