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2、お嫁に来てください ページ4

『ただいま戻りました〜』

帰りに花屋のおばちゃんと話していたら、既に帰還予定時刻を1時間過ぎているとはこれいかに。

キッチンに向かって廊下を歩いていると、シスターがこちらに気付いて走ってくるのが見えた。

「おかえりなさい。遅かったですね」

『す、すみません。シスター』

おばちゃんの話って結構役に立つから聞き入ってしまいまして…なんて言えない。恥ずかしい…

いや、でもこれ本当。おばちゃんすごいよね。

セール情報とか味付けのポイントとか、一体どこで手に入るのその情報。羨ましいんですが。

『あ。そういや、森羅日下部さん来ました?』

すっかり忘れてたよ。新隊員のこと。

「あぁ、アオちゃんは会っていないんでしたね。」

シスターはポンと手を叩く。

「とても優しい方ですよ。私もさっき助けて貰っちゃったんです。あ、運ぶの手伝いましょうか?」

『お願いします』

シスターは天使ですか?(真顔)
せっかくの好意は頂かないと損ですよね。

シスターとキッチンに荷物を運び入れ、野菜と肉、その他諸々を冷蔵庫に入れる。

それにしても、優しい人、かぁ…

シスターが言うならそうなんだろうな。

後で挨拶しないと。

『日下部さん、今どこにいるか分かりますか?』

「えっと、多分オフィスにいると思います。今は皆事務の仕事に追われてますから。」

『じゃあ、挨拶ついでにお茶持っていきましょう。』

紅茶を飲むと頭が冴えるのだ。
私はホットミルクのが好きですけどね。

「手伝います」

わぁシスターマジ天使(真顔)
こりゃいいお嫁さんになりますね〜。

…嫌だうちに欲しい。他のやつにゃやらん。

「私はまだお嫁に行けませんよ?」

『…声に出てました?』

「はい。バッチリ。」

oh…やっちまったぜ…

3、私は老けてない!→←1、肉じゃがと新隊員



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ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時

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