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そして昼休み
瑠衣と2-Bの教室にきた。 教室を覗いてみると、
野球部にいた目つき悪い人と言い合いをしている御幸くんの姿をすぐみつけた。
正直、話しかけづらいな。
「御幸先輩、初めまして!私、1年の藤沢といいます!
いきなりで申し訳ないですが、今時間大丈夫ですか?」
気づかないうちに、瑠衣は御幸くんに話かけていた。
まだ心の準備できていないのに。
「え、今?別にいいけど。・・場所、変えた方がいいよな。どこ行けばいい?」
「とりあえず、廊下にきていただければ大丈夫です!」
「ヒャハッ!もしかして告白か?
お前性悪のくせに見た目だけはいいから、騙されている女子からはよくモテるよな!」
「うるさい、そして一言多い」
そして瑠衣は御幸くんを連れてくる。
周りはガヤガヤしてうるさいのに、
緊張しすぎているのか、自分の心臓の音しか聞こえてこない。
「先輩!本当は用があるのはこの子なんです!
私は付き添いなので、これで失礼します!」
「え!?瑠衣!?ちょっと!!」
あとは頑張って、と小声で一言添えてから、瑠衣はその場を立ち去った
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作者名:志乃 | 作成日時:2017年7月12日 0時