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御幸side
ふと
“Aちゃんに会いたい”
と思い、とりあえず昨日出会った場所に行った。
着いたら、人影があって、もしかして、と期待したら、本当にAちゃんがいた。
「あれ、Aちゃんじゃん!昨日ぶりだね!どうしたの?こんなところで。
もしかして、またなにか落としたの?」
なんて話かければいいのかわからなかったから、とりあえずこう話しかけた。
そしたら、思いもしないことを言われた。
「えっとその・・・。
今日はね、ここにくればまた御幸くんに会えるかなって思って。
ここで待ち伏せしてたの。」
言われたときは正直驚いた。でも、嬉しかった。
Aちゃんも、まさか俺と同じことを考えていたなんて思ってもいなくて。
そこから、Aちゃんと色々話をした。野球のことや、お互いのことを。
正直、Aちゃんは自分の3つぐらい年下だと思ってたから、
学年聞いたらまさかの1つ違いで、驚いたな。
Aちゃんと話すの楽しいし、なんでかわからないけど、落ち着く。
不思議とそんな感じがする。
早く明日になって、Aちゃんとお話したいな。
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作者名:志乃 | 作成日時:2017年7月12日 0時