エピソード21 ページ26
rei「………」
精一杯に看病をする
何故かほっとけない…そんな気持ち抱えながら、なるべく優しくした
彼の反応は様々。
時にはreiが優しくする度に彼を拒絶するようなことを言ったり。
時には自分からreiの手を取って離さないよう求めたり。
時にはシーツにくるまってガタガタ震えながら囈を言っていたり。
と、そんな事があったが以前のように暴れることはなかった。
そんなある日
rei「………」
reiは青年の手を握る
シロ「............」
ピクリと反応し、そのまま固まった。
rei「……」
そのまま、ベッドに頭を下げ、眠る
[シロのような何か]が彼の白い首筋に短刀を宛がったのはその数秒後の事。
?「全く……油断も隙もない……」
むくりとreiの姿をした何かが短刀を使えなくする
溶解性の触手だ
ただし、シロには触れていない
シロ???「あ〜あ......お気に入りの剣だったのにー......」
溶けて切れ味のなくなった短刀を見て残念そうに呟く。
?「……お前から醜い感情を感じる…」
シロ???「醜いカンジョウ??俺らに感情を問うなんて愚問もいいとこじゃないかなー?」
?「………そうか…それなら…」
触手が現れ、その口を開く
?「オマエハナニデデキテイル?」
触手が舌なめずりする
シロ???「くっふふふふふ......食べて判るもんじゃないよー?食いしん坊様?」
聞き覚えのある気味の悪い笑い声だ。
?「………?」
シロ???「感情のない俺らはねー、皮肉なことにこの世の《絶望》という一種の[感情]で出来てるんだー。
だからー、罪人を喰らう君にも俺らの味は判んないよー」
そいつは目を細めてそう言う。何処か嬉しそうなのは何故だろうか。
?「そうか……なら好都合だ…」
触手がシロ???を吸収し始める
?「俺は全ての負の感情を司る存在だ。絶望なんて言うご馳走はそうそうないからなぁ……」
シロ???「ありゃりゃヨソーガイだよー?」
笑ったままだが少し笑顔が硬い。
?「もう遅い」
ガブリ、と何かは食らいついた
シロ「っぁあ"アア"ア"!!!!!」
左肩を根刮ぎ喰われた。だが_________
シロ「ぐぅっッ.....ぅ"う"う..........」
先程までの邪な雰囲気がなかった。
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天然危険物白羅 - まゆみさん» コメントありがとうございます!私はまだ小説制作に慣れておらず、不備等色々あるかもしれませんが、これからもブラックの嫁と頑張ります!ありがとうございました!!(^3^)/ (2019年4月11日 22時) (レス) id: 791b96fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ - 合作だとぅ!?しかもドラゴンボールとか最高すぎだろぅ!!ドラゴンボール大好きだからまじでありがとうございますぅぅぅ!!( ; ω ;` )これからも頑張ってください! (2019年4月9日 20時) (レス) id: d4ac2eaa92 (このIDを非表示/違反報告)
サブ、ブラックの嫁(プロフ) - d(^ω^ ) (2019年3月25日 16時) (レス) id: 4f6034e91d (このIDを非表示/違反報告)
天然危険物白羅 - んー、リョーカイ! (2019年3月25日 16時) (レス) id: e98ca03e2d (このIDを非表示/違反報告)
サブ、ブラックの嫁(プロフ) - 新たにくっつけるのがあれば (2019年3月25日 16時) (レス) id: 4f6034e91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サブ、ブラックの嫁&天然危険物白羅 | 作成日時:2019年3月10日 13時