[FARIY TAIL]闇ギルドマスターは滅竜魔導士…!?

No.26 ページ28

【暗黒の狐・inギルド-夜】[ナズside]




ﾏｽﾀｰ｢…というわけだが、呉々も忘れるなよ。特にアイリ｣



ｱｲﾘ｢えﾞ、俺様!!?なんで!?｣



ﾕｰﾄ｢ブフッ、アイリは単細胞のおバカさんだからね〜｣




…まったく、呆れたお二人ですね……。


バカなのは変わりないでしょう?



アイリもユートも。




ﾏｽﾀｰ｢と、ユートもな｣



ﾕｰﾄ｢えッ!?僕も!?｣



ｺﾙﾄ｢お前等二人はよく作戦内容を忘れるだろ｣



ﾌｨｱ｢アイリもユートも単細胞でバカ｣



ﾕｰﾄ｢ッ!!…こ、今回のはさすがに覚えてるよ!!｣


ｱｲﾘ｢お、俺様だってやれば出来るんだからなッ!!｣



ﾅｽﾞ｢そのやるまでが長いんですよね?((ﾆｺ｣



ｱｲﾘ/ﾕｰﾄ｢｢……((ﾋﾞｸｯ｣｣



ｱﾘｽ｢(ナズの笑顔は言わば最終兵器…)｣←



……って、こんな事をしている場合ではありません!!



ﾅｽﾞ｢マスター、会議は終わりでしょうか?｣



ﾏｽﾀｰ｢あァ。勝負だろ?｣




さすがはマスターです。


会議も手短に終わらせてくださいましたし、やっとですね…。



ﾏｽﾀｰ｢時間も無駄には出来ない。アリス頼めるか?｣



ｱﾘｽ｢は、はいッ!!勿論です!｣



外は暗いですからね…アリスのこの魔法はとても助かります。

見た目はか弱そうなに見えるアリスですが、こんな魔法を扱うため、膨大な魔力を持っています。


恐らく私よりも上。


ですが、戦闘向けの魔法はほとんど持っていないだとか。


そのため、戦闘にはあまり向いていません。


マスターも彼女には、サポートと回復を任せています。


いくら私達と言えど、怪我等はしますからね。




ｱﾘｽ｢………出来ました、マスター｣



…どうやら"異空間"が完成したようですね。


アリスの目の前にはグニャグニャと曲がりながらも真っ黒な穴のようなモノが出されている。


これが、異空間への"入り口"。



ﾏｽﾀｰ｢…よし、では二番手から始めr………｣



ﾅｽﾞ｢…マスター?｣


ｺﾙﾄ｢どうかしましたか?｣



開けていた口を閉じ、キッとギルドの扉…つまり正面玄関のほうを見つめるマスター。


一体どうしたのでしょう?




ﾏｽﾀｰ｢……お客さんが来たようだ｣

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