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お出かけの準備 ページ16

予め用意してあった冷凍おかずをレンジで温める。


その間に朝炊いておいたお米をお茶碗に装る。


今日は生姜焼きだ。


ドストさんはどうやら食に興味がないらしく、死ぬギリギリまで食べないこともあるそう。


好き嫌いはないそうなので、少し安心した。


「そうだドストさん、明日は仕事が休みなんです」

「なのでどこかお出かけしませんか?」


「お出かけ、ですか?」


「はい、行きたいところとかありませんか?」


顎に手を持っていき考え込んでいる。


はっきり言って尊い。


可愛すぎて倒れそう。


でもここで倒れたら迷惑になるので堪える。


「紅茶を、買いに行きたいです」

「もちろんぼくにお金なんてないんですけど、お言葉に甘えちゃっていいですか?」


「はい!いいですよ!何万個でも買いますよ!」


低血圧にしては珍しく、少しテンションが高いドストさん。


その姿に心を鷲掴みにされた私は食い気味に言ってしまった。


(わん!168話参照)紅茶がどれだけ高いのか知っているはずなのに、そこまで給料高くないのに。


罪すぎる、この尊さ。


「後、「ドスくんに似てますね」もしくは「コスプレーヤーさんですか?」と言われたら頷いてください」

「声は絶対に出さないでくださいね」


「分かりました」

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白狐 - 見つけた瞬間にとりあえず尊死して、現実かどうか確かめる為にビンタして現実だったら尊死します! (4月25日 1時) (レス) @page13 id: 25128eaf75 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 皆さんは出かけた先にドストさんみたいな人がいたらどう反応しますか? (4月23日 10時) (レス) id: 8eb7693272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミオ丸 | 作者ホームページ:無し  
作成日時:2024年2月22日 21時

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