第六夜 ページ8
察しの悪いアリババと不貞腐れているアラジンをキャバクラへ見送り、私は一度家に帰る。
私はもちろん付いていかない。
アリババ達と迷宮の前で落ち合うことにしたした私は、明日の準備をさっさとして寝床についた。
「___、今日は色んなことがあり、新しい友達も出来ました。
おやすみなさい......」
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翌日、荷物を持って迷宮の前へ向かった。
アリババ達はまだ来ていないようなので、市場で必要な物を買い足しておくことにした。
しばらくぶらぶらしてると、目のはしに黄色と青色がチラッと見えた。
私に気づいてないみたい。
あとで脅かしてやろうと思い、しばらく見ていた。すると、階段を登りすぐ下ってきた。
......うん、特につっこまないようにしよう。
気を取り直したように彼らは私のいる方向へ向かってきた。そこでやっと私に気づいた。
「おーいA、いつからいたんだよ」
「二人が来るずっと前からいたけど?」
「えー、それだったら声をかけておくれよAおねえさん」
「(脅かそうと思ってたなんて言えない......)
それよりアリババ!他に必要な物とかある?」
話を逸らそうとアリババに尋ねる。
「特に無いんじゃねぇか?」
「わかった、ってアラジンは?」
キョロキョロと辺りを見わたすと、いた。
「アラジーン......って、ちょ何その禍々しい剣は」
重いのか足どりがおぼつかない。てか......
「なんで持った」
「うふふ、かっこいいでしょ?でも結構重くて......」
ヨロヨロとこっちにきた!
「ヤメロ!危ねえよ!」
「あぶないっ!」
二人が叫び後ろに倒れ込んだ。
と、思いきや誰かにぶつかった。
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推しは最強☆! - オモロイ (2020年8月20日 16時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
ガラスペン - おもしろいです! 更新頑張ってください!! (2014年12月9日 1時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:野生ミント x他2人 | 作成日時:2014年6月16日 11時