検索窓
今日:14 hit、昨日:13 hit、合計:9,028 hit

第五夜 ページ7

その老人はアリババの働いてるところの社長だった。
社長がいうには、アリババが1000金貨(ディナール)払わないと奴 隷になるらしい。

しかもここの領主は奴 隷をいたぶり苦しめて楽しむ変態だそうで、名はジャミルという。


......社長、言いたい放題じゃね。


アリババはそれに対し奴 隷になんかならないと自信満々だ。迷宮攻略をして一稼ぎして借金を返すつもりのらしい。

信じられない社長にアリババはアラジンにウーゴ君を出すように頼んだ。

「社長、こいつの名は......
アラジンです。彼は、偉大なる大魔術師であり......」


二人の友情は深ま



「そして俺の一番の!家来だ!」

「(え、えぇ〜〜)」



ってなかった。




○○○




早速アリババが迷宮攻略の準備に取り掛かろうとはりきって、市場に出かけた。

しかし、アラジンは不貞腐れている。

あんなこと言われたら普通不機嫌になるよ。どうしようかと思ってピーンッと私の頭に名案が浮かんだ。


私はアラジンに近寄り

「アラジン、私とも友達になってほしいな!」

「ほんとっ!?」

「うん、友達の友達は友達だからね。もちろんウーゴ君も」

「もちろんさ、ウーゴ君もきっと喜んでくれるよ!」


根本的な解決にはなってないが、良しとしよう。

私たちがワイワイと話していると、アリババがアラジンに話しかけてきた。

しかしアラジンは無視を決めつけている。


「アラジンどうしたの?」


理由は分かりきっているが、小声で聞いてみた。


「アリババ君が僕のこと家来っていうから......」


私の服の裾をぎゅっと掴んできた可愛い(確信)


アリババはそんなことも知らずアラジンのご機嫌をとるため報酬の話をしている。
さっきの私のように何かを閃いたらしい。


「そうだアラジン!キャバクラ行こうぜ!」


少しだけアリババと友達になったことを後悔した。

第六夜→←第四夜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:マギ , 原作沿い(漫画) , 野生ミント   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

推しは最強☆! - オモロイ (2020年8月20日 16時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
ガラスペン - おもしろいです! 更新頑張ってください!! (2014年12月9日 1時) (レス) id: 2f7b2271fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:野生ミント x他2人 | 作成日時:2014年6月16日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。